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無題

話題:おはようございます。
昨日の拍手7個ありがとうございます。どんよりした曇り空でちょっと寒いせいか、鬱です。

やる気が出ない…。


あんだけ生々しいにも程がある夢見たらなんか…鬱になるわ。
アウトプットしたもので出なくてもいい描写がまんま夢に出てくるとは思わなかった。キツいって。
自分で書いておいてあれですが、脳内設定の鼎さん…あまりにもハードすぎる…。

ヘンテコなゲーセン+α

話題:今日見た夢
夢2つ見たのですが、ひとつは一昔前のゲーセンが出てきた夢だった。ものすごいレトロなゲーセン。
景品もどこか古くさくて、90年代半ばなのかな?それよりももっと前か?

自分は小学生で(低学年くらい?)、少年アシベのゴマちゃんグッズを必死に取ろうとしてた。
なかなか上手く取れなくて結局あきらめた。後ろめたかった。



夢2つ目。またそれかよとか言われそうだが、また出てきたよ。対怪人組織の夢。

時系列は不明だが中盤近くかと。


思いっきり過去編(回想)だった。以前もちらっと夢に出てきた、過去(12年前の怪人事件)の詳細がそりゃあ生々しい程にリアルに出てきた。

ある日、研究室長の宇崎が晴斗に話があるから研究室に来てくれと呼んでから→回想スタート。これは鼎絡みの事件だが、実は晴斗くんにも関係してることだとかで。
研究室は誰も来ないように鍵をかけてある。
晴斗はちらっと前に、12年前に「こんな事件があったんだ」程度にしか知らされていなかった。


12年前、犯人不明の一家放火殺人事件が起きた。被害にあったのは都筑家。その当時のゼルフェノアは警察と共に怪事件を捜査していた。
この事件も怪人によるものではないかと浮上。だが報道では一家全員死亡と伝えられていたが、実はその娘が生存していたことが判明する。火傷で重傷を負ったものの(顔は大火傷)なんとか命をとりとめた形で。
…が、表沙汰にすると犯人に狙われる可能性があるため→娘の生存は警察とゼルフェノアによって極秘事項として扱われた。
その生存していた娘の名前は「都筑悠真」(つづきゆま)。当時高校生だった。

晴斗は当時小学生。6歳くらいか?近所ということもあり、悠真に可愛がられていた。
晴斗は悠真になついていた。晴斗からしたら悠真はお姉ちゃんみたいな存在だったらしい。


事件当時、悠真は薄れゆく意識の中で犯人を目撃していた。
そして事件後、退院した悠真は「紀柳院鼎」という名で別人として生きることを選ぶ。全ては犯人に自分の存在を悟られないため、それと怪人に対する復讐のために。


この話を聞いた晴斗はショックを受けていた。どういうことなんだよ!?
都筑悠真=紀柳院鼎ってこと!?混乱する。理解が追いつかない。

「え!?…じゃあ鼎さんって…まさか…ゆ」言いかけたが止められた。
「それ以上その名前を出すな。鼎は絶対に口を割らないからな。事件の話はしてもいいが都筑家の名前は絶対に出しちゃダメ。タブーだ。鼎にとっては絶対に踏み込んではならない領域だ」
「あの…室長、もしかしてですが、あの式典会場での怪人騒ぎの時(1話相当)に俺に鼎さん、自分の武器を使えって言ってたんですよ。あれって…」
「お前のことを覚えていた可能性は高いな」

晴斗はこの際だからと室長に聞いてみた。彩音と鼎のことだった。
「あのふたり、いつ知り合ったんだ。彩音さんは親友って言ってたけど」
「晴斗くん、君これ以上ハードな話を聞くつもりなのか?さっきの話もそうだけど、高校生にはキツいかもしれない」

8年前。彩音は怪人事件の被害者支援団体「ノア」に在籍していた。彩音は当時、救護隊員とノア職員を兼任していた。ノアはゼルフェノアの組織のひとつでもある。
ある日彩音はゼルフェノアの命で鼎を訪ねた。鼎の部屋は昼間でも薄暗く、カーテンで閉められている。不自然だったのは鏡が全て伏せられたり塞がっている状況。

彩音は察した。鼎は自分の姿(仮面をした状態)を受け入れられないのだと。当時の鼎は事件の後遺症と精神的なダメージで引きこもりとなっており、外出も出来ない状態。
彩音はカウンセリングという目的で少しずつ鼎と話をすることに。最初鼎は心を開かなかったという。
少しずつ彩音と会う回数が増えるにつれて、鼎は少しずつ心を開いていった。
そしてある日、鼎は堰を切ったかのように抑えていた感情を彩音にぶちまけた。

鼎は彩音との交流以降、自分の姿を受け入れ、少しずつ外出出来るまでに回復したと聞く。


「その当時の彩音は鼎をひとりにしてはいけないと思ったんだそうな。鼎は何もかも失って、孤独だったからね。支えが必要だと感じたらしい」
「それを機にだんだん仲良くなった感じなのか…」
「決定的だったのは4年前だな。4年前に怪人による連続爆破事件があっただろ?」
「あ…ありましたね」
「その事件のひとつにたまたま鼎は居合わせていたんだよ」
「…え!?」

4年前に起きた、怪人による連続爆破事件の現場のひとつがショッピングモールだった。
あれから彩音は鼎に影響されて戦闘員の訓練も受けていた。ノア職員は辞めたけど。それで現在の彩音の原型である救護隊員兼戦闘員という形が出来た。

彩音も現場にいた。人が多い場所だったので彩音は一般人の避難を最優先に誘導していたらしい。その時に怪人の姿を見て立ちすくむ鼎を見た。
鼎は動けなかった。逃げたいのに動けない。
「鼎!逃げてー!」
彩音は叫ぶが鼎は動けないまま。このままだと鼎が危ない。彩音は怪人にやられるのを承知で鼎を庇った。

怪人の攻撃は彩音に当たった。目の前に倒れた彩音がいる。鼎の中で何かが動き始めていた。
彩音は幸いにも軽いけがで済んだ。鼎は彩音の対怪人用の銃を拝借した。
「彩音、これ借りるね」
「ま…待って!その銃は一般人には使えないものだよ」
「使ってみないとわからないから」
鼎は鼎なりに彩音を守りたかったらしく、一般人には使えない仕様の銃をいきなり使ったという。
その時に鼎の覚醒の片鱗が見えた…とか彩音は言ってた。


「…で、その後どうなったんですか?」
「鼎はゼルフェノアと契約したよ。条件つきでね」
「条件つき?」
「鼎の経緯を見ればわかるだろう。あいつは身体に火傷によるダメージを受けている。だから通常の戦闘プログラムはこなせないと見た我々研究所は彼女専用のプログラムを用意したんだ」
「…それであんなに強くなったんですか?」
「他にもあるぞ。ゼルフェノア全体で彼女のバックアップをする体勢になったんだ。鼎の精神的なサポートと戦闘のサポートに任命された人間が彩音じゃなかったら、ああはならなかっただろうよ」


晴斗、あまりにもハードな話すぎて言葉を失う。
室長は研究室の鍵をようやく開けた。
「君にはハードすぎたかなぁ?とにかく鼎には優しく接してあげてくれよ」
晴斗は悠真と鼎が同一人物であることが信じられなかった。嘘だろ!?

「とにかく鼎は鼎だからな。晴斗、それは忘れるなよ」
「そういえば最近、鼎さんの姿が全然見えないのは一体なんで?3日前までバリバリ出撃してたのに」
「おそらく火傷によるダメージと今までの戦闘によるダメージが蓄積されてきたみたいでな、鼎は最近不調なようだ。彼女は休んでいるかもしれん」
「僕達が思っている以上にダメージは深刻らしいからな」



そこまでリアルにならなくてもいい夢すぎたわ…。
確かに昨日、この怪人による放火事件と爆破事件の詳細をノートにアウトプットしていたが。可視化されるとエグいな…。

事件で唯一生存した都筑悠真=後の紀柳院鼎と1話相当のフラグ回収はなんとなく考えてたやつでした。まさか夢にまんま出てくるとは…。


ひとつ目の夢がヘンテコレトロな内容だっただけに、2つ目は一気にハードになりすぎだよ…。
リアルに少しうなされてたっぽい。

深層心理がようわからん


話題:おはようございます。
昨日の拍手3個ありがとうございます。今朝はまあまあご飯食べれましたが、まだ食欲回復していません。


…てか、今朝見た夢をざざーっと書いたら自分の深層心理・潜在意識がようわからん感じになってきたよ。

昨日、ノートに時系列の整理をするために脳内設定の年表書いてた影響かなー…。中盤(鼎の死)まではなんとなく整理出来たが、後半はまだあやふや。
夢日記ベースの脳内設定をアウトプットしただけなのに、前半(回想)の展開がなんだか修羅になっていたわ…。

昨日までは精神的に来るような描写ばかりの夢を見てたのに。メンタル病んでたせいかなー…。
病むと精神的にキツい夢を見やすいようだ。昨日の仮面を無理やり外される描写、あれはキツかった。自分がやられたわけではないのに。


今日はなぜだかスッキリした感じだった。バズーカで雑魚をぶっ飛ばすところとか、まんまゼンカイジャーのゼンカイキャノンだったけど。
あと鼎さんが覚醒状態で豪快に敵を撃破するところとか。

夢日記ベースの脳内設定をノートにアウトプットする→夢に反映される→夢日記に書くのループだから、描写がだんだんリアルになってんのかねぇ…?

3分30秒

話題:今日見た夢
ここ数日精神的に来るようなハードな夢ばかり見ていたのだが、今日はそんなことなかった。


脳内設定が可視化されたvs怪人組織ゼルフェノアの夢だったけど、ざっくりと書きますと→秘密兵器(自称)は登場するわ・鼎さん復帰→覚醒しちゃうわ・敵幹部も現れる上に敵がわらわらと多いわで。


昨日見た夢の続きになってた。
前回の怪人による鼎誘拐事件から1週間は経ってるっぽい?


司令室では研究室長の宇崎とオペレーターの一葉が「最近鼎さんの姿が全然見ないけどどうとか」とかなんとか話していた。
宇崎は「あぁ〜鼎なら晴斗達が出撃している間に、ちょいちょいこっちに顔見せに来てるぞ。本人的にはそろそろ復帰出来るって」
一葉は安心したようだった。
「今、本部の隊員人員足りてないんですよね。連日のようにミラージュ(怪人)が出現してるから負傷者続出ですよ」
「敵も敵だな〜。あっちも戦闘員を出してきているしな」
「グラファス(敵組織名)、不穏ですね」


本部のアラートが鳴った。

一葉はモニターを確認する。
「ミラージュ出現、ミラージュ出現!各種戦闘配置について下さい!」
「…で、場所は?」
「ここです」
一葉はモニターを引きの状態にして宇崎に見せた。場所は人が多い市街地だった。人々が逃げ惑う様子が映っている。
「よりによって市街地かよ…!しかも敵が多いな〜。なんなんだこの数は」
モニターに映っている怪人の数はざっと見て3体+戦闘員的な怪人が10体はうようよといた。

晴斗は出撃前に宇崎に呼び出された。渡したいものがあるという。
「晴斗くん、これを君に渡しておくよ」
ずっしりとした50センチくらいの…銃…なのか?銃にしては大きい。
「何ですか、これ」
「秘密兵器だ☆雑魚にはこれを使ってくれたまえ」
「は…はぁ…」


市街地では怪人どもが破壊の限りを尽くしていた。
隊員が少ない状況なので晴斗と彩音だけ現場に駆り出された。敵の数はミラージュ3体に戦闘員が10体。圧倒的に不利。
こんな状況でどうしろっていうんだよ。

彩音は雑魚狩りをすることにしたようだ。晴斗はミラージュ撃破に挑むが敵の雰囲気が明らかに違っていた。
「…なっ…!?(以前よりも強化されてる!?)」
「晴斗、どうした!?」
「敵が強化されてます!」
「ちょっと、それヤバイじゃない!」
ふたりは四面楚歌となっていた。


一方、本部。鼎は静かに動き始めていた。宇崎は司令室の前を通る鼎の姿を見た。宇崎は制止しようとする。
「お…おいっ!鼎、お前行く気なのか!?本当に行けるのか!?」
「敵の数が多い上に強化されてると聞きましたので」

鼎はつかつかと制止を振り切った。
声のトーンが元に戻っている。いつもの冷静沈着な鼎だった。
「あいつ(鼎)もあいつで…なんでこう、無茶したがるのかー。鼎は生き急いでるようにしか見えない」
「鼎さん、いつもあんな感じですよ。戦闘になると人が変わるのは」


一方市街地。たったふたりで10体以上の敵との戦いは消耗戦の様相を呈していた。
「晴斗」
「なんですか!?」
「室長から秘密兵器渡されたんだっけ?それ使ってみたら」
自称・秘密兵器☆の銃…というよりはバズーカみたいな武器を早速使ってみることにした。通常のvs怪人用の銃よりも大きく、重い。

よくわからないままに構えて、トリガーを思いっきり引いてみた。
ものすごい反動が晴斗を襲った。なんだこれは!?
銃から放たれたビームはものすごい音と共に雑魚を半分以下にまで一掃した。なにこれ…強っ。反動で身体が飛んだぞ。


ふたりが必死に雑魚狩りをしている間に、鼎は現場にいつの間にか到着していた。
「待たせたな」
晴斗は喜びを見せた。
「鼎さん!復帰出来たんですか!?…敵が多いから会話どころじゃないけど」
鼎は武器を構えず丸腰で辺りを見渡した。状況を把握していたようだった。ミラージュ3体がまだ撃破されていない…。どうする…?


鼎はカメラの位置に顔を上げ、宇崎に聞いていた。
「室長、頼みがあります」
「どうしたー?」宇崎は軽く答える。
「あれの使用許可を頂きたい」
「あれって、鼎…お前5分以内に片付けないと死ぬリスクが倍になるぞ!?正気か!?」
「ミラージュ3体撃破するには覚醒を使うしか手段がありません。強化されてるとも聞きます」
「だが鼎…冷静になれ!いいか…きっちり5分以内に撃破しろ。でなければ許可は出せない」
鼎の雰囲気が変わったように見えた。気のせいか?見慣れたあの仮面姿のはずなのに、どこか余裕を感じられるように見える。
「えぇ…片付けますよ。だから使用許可を!」
鼎に圧されるような形で宇崎は鼎の覚醒を許可した。


宇崎は一葉に伝えた。鼎の刀が「赤く発光」してから5分計れと。
鼎はようやく刀を抜いた。刀は静かに赤く発光している。そして、刀の形は大太刀に変化した。

覚醒した鼎は身体能力が一時的に上がるのか、ものすごいスピードでミラージュ1体をいつの間にか撃破していた。残り2体。
衝撃波が伝わる。地響きのような衝撃波。晴斗の覚醒時よりも威力は大きい。
晴斗はあっけにとられていた。強い…。

本部ではタイマーを凝視しているふたりがいた。まだ1分しか経っていない。早い、早すぎる。


覚醒した鼎の攻撃は容赦なかった。刀が超攻撃型なのも関係しているのか?

刀が大太刀に変化したことでリーチが長いのもあってか、斬るというよりは叩く・突くような戦闘スタイルに変化している。
鼎は一気にミラージュ2体を撃破した。衝撃波と爆発音で現場はカオスと化していた。

本部ではタイマーを凝視しているふたりがいた。一葉は宇崎に少し引き気味に報告する。
「し…室長、ミラージュ3体撃破です」
「…で、時間は」
「3分30秒…です」
「以前の覚醒時よりも時間が短縮されてるな〜。鼎に何が起きたんだ」


市街地では全ての敵を撃破した3人がいた。鼎は戦闘後に一気に力が抜けたように倒れこんだ。刀は元の刀に戻っていた。
彩音は手慣れた様子で鼎を見る。
「気を失っただけよ。覚醒すると一気に体力消耗するから鼎にとっては諸刃の剣なのよ。だから鼎の覚醒は許可が必要なわけ。下手すると死のリスクが高まるから」
「…え…じゃあ鼎さんの覚醒って、死と隣り合わせってことなのか」
「鼎の場合は晴斗くんみたいにいつでも使えるわけじゃない。晴斗くんは覚醒したばかりだからまだわからないよね」


本部ではヒヤヒヤしながら戦闘後の3人を見守る宇崎がいた。
「ホント、毎回毎回鼎には参ってしまうよ〜。なんであいつが無茶するかは察しているが」
「でも敵が強化されたのはまずくないですか?室長、ここ見て下さい」
「どしたー?」
宇崎はモニターの端に映る、美男美女を確認した。こいつらって幹部クラスのミラージュじゃなかったか…?


女幹部は現場でクスクス笑みを浮かべながら何かを企んでいるようだった。

幹部達は何かを提案しているようにも見えたが、いつの間にかふたりは姿を消していた。
「ゼルフェノアで消すならあの仮面の女かしらね〜。あいつ邪魔だもの」
「あの高校生も厄介だな。覚醒していたぞ」
「それにしてもあの仮面の女、身体と顔に相当なダメージ受けてるからそのうち死ぬんじゃないかしら?計画の邪魔なのよね、あの女…」


幹部ふたりの計画って…何?


秘密兵器☆のバズーカ砲は、ゼンカイジャーに出てきたゼンカイキャノンみたいな感じでした。
ものすごい反動で使用者の身体が後方に浮く(飛ぶ?)のも同じ。

雑魚以外にも効きそうだけどな…。威力やべーもん…。

恐怖心と覚醒と

話題:今日見た夢
しょっちゅう出てくるvs怪人組織の夢。アウトプットしてからリアルさ増し増しになってるの、なんなの状態だよ。

時系列は前半のどこか。



鼎は単独任務についていたが、それは怪人ふたりによる罠で→鼎は人間態の怪人(ガラが悪い男ふたり)に捕らえられてしまう。怪人の目的は鼎だった。
鼎が捕われた場所は廃ビルの1階。

vs怪人組織「ゼルフェノア」の司令室に任務中の鼎が突如消息不明になったとの通信が入る。
研究室長・宇崎はすぐさま隊員達に鼎を探せと伝え、宇崎本人もあらゆる手を使って鼎を探していた。


一方、鼎は廃ビルで怪人ふたりに後ろ手にされた状態で縛りつけられていた。人質状態。
鼎はガラの悪い男ふたりが怪人なのを察知していたが、隙を突かれ→捕われた状態だ。

男ふたりは怪人態になり、ジリジリと鼎に迫る。どうやら怪人ふたりは鼎に恨みがあるらしく、殺さない程度に痛めつけようとしていた。
怪人のひとりは鼎が仮面を着けていることに着目した。
「おい、この女の仮面…無理やり外すってのはどうだ?」
「それいいねぇ…かなりのダメージになるだろうな。精神的にな」
怪人の両手は鼎の仮面にジリジリと触れていた。鼎は「やめろ…やめろ…!」と涙声で抵抗するも、動けないのでなすすべもない。

仮面の両側にミシミシとヒビが入る音がした。怪人達に割られてしまうのか?
鼎は恐怖で怯えている。声も出ない状態だ。
やがて、鼎の顔から仮面が無理やり外された。

怪人ふたりは鼎の素顔を見るなり→「なんて可哀想な…」とわざとらしく哀れんでいる。
鼎は見ず知らずのもの(特に怪人)顔を見られることに抵抗があるため、ずっと下を向いていた。
火傷によるダメージは目にも及んでいるので素顔の状態は鼎にとっては致命的で。


薄暗い廃ビルの中ですら異常に眩しく感じてしまい、素顔のままだと眩しすぎてあまりものが見えない。だから鼎にはあの仮面が必要不可欠なわけで。
あれは顔と目の保護という意味合いもあるから。だから鼎の仮面の目の部分には黒いレンズがついたタイプのものが使われている。


怪人の言葉は鼎にとっては屈辱的で、恐怖で。反撃したいけど、素顔のままだとまともに動けない。それに今は身体の自由が効かない。どうしたら…。
鼎は窮地に陥っていた。


ゼルフェノアでは宇崎が鼎の居場所を特定、晴斗と彩音、オペレーターの一葉(かずは)の3人に指示を出した。
「鼎の居場所が判明した。場所は町の廃ビルの1階。おそらくミラージュ(怪人)に捕われている。鼎の救出を最優先だ!あと、彩音と一葉」
「なんでしょうか」彩音が答える。
「万が一のためだ。鼎の予備の仮面も一緒に持っていってくれ。嫌な予感しかしない」
宇崎は鼎の仮面が入った箱を彩音に渡した。


一方廃ビル。鼎は仮面を無理やり外されたショックと恐怖で言葉も出せないほどに憔悴していた。

鼎はあれから動けないでいた。動けるはずもない。仮面を無理やり外された時、過去の怪人事件の光景がフラッシュバックした。
思い出したくない光景。鼎が目の前の怪人ふたりに怯えてしまっている。

怪人ふたりは鼎に精神的なダメージを与えたことで調子に乗っていた。
「この女を助けにあいつら(ゼルフェノア)も来るでしょうから、待ちますか?」
「それいいな。見ての通りあの女はかなりのダメージを受けているから動けないしな!」怪人ふたりは笑った。鼎はさらに屈辱を味わう形になった。
この身体が動ければ…。鼎は後ろ手に縛られたロープを切ろうと必死だった。


やがて廃ビルに晴斗・彩音・一葉が到着。
モニター越しに宇崎が指示する。
「晴斗はミラージュ2体撃破に専念してくれ。彩音は鼎の救出、一葉は援護に回ってくれ。特に彩音、鼎を頼んだぞ」
3人はそれぞれ動いた。

晴斗は刀を抜くと躊躇なく怪人に切りつけた。晴斗はキレていた。
遠目にしか見えなかったが、鼎さんの素顔が一瞬見えた時に怒りがこみ上げてきた。

晴斗の刀は怒りに呼応するかのように青く眩しく光った。
「てめーら、鼎さんになんてことをした!絶対に許さねぇ!!」
刀身は青く変化→さらに刀自体の形も大きく変化した。刀というよりは大剣に変化していた。

モニター越しに戦闘を見ていた宇崎は驚いていた。
「これが真の覚醒か…。鼎の刀も覚醒可能だが彼女の場合は戦闘時間が5分しか持たない諸刃の剣だからな…」


覚醒した刀の力は凄まじく、衝撃波が倍になっていた。晴斗は攻めに攻め続け、ミラージュ1体を撃破した。…と同時に、廃ビル1階の窓ガラスが全て衝撃波で割れた。

これには鼎の救出に当たっていた彩音と援護していた一葉も驚いていた。なんという威力。
彩音は晴斗が戦闘している間に鼎を救出した。鼎は安心したのか、ようやく声が出せたがまだ震えている。

「あや…ね…?」おぼろげだが彩音の姿が見えた。
「鼎…大丈夫だった?ずっと怖かったよね、助けにきたよ」
彩音は鼎のロープを切り、箱から仮面を取り出すと、まだ恐怖心で動けない鼎に優しく着けてあげた。
鼎はようやく今起きている状況を理解した。晴斗の刀が変化してる…?

彩音は一葉に鼎の側にいてくれと言うと→彩音はvs怪人用の銃を2丁取り出した。
「晴斗、私も戦うわ。絶対に許さないからな!ミラージュ!」
彩音はキレていた。親友である鼎を深く傷つけたこと、憔悴しきった鼎の姿を見てからはいてもたってもいられなくて。

彩音は普段は優しいが、キレるとかなりヤバイらしい。2丁拳銃で応戦する彩音は晴斗と同時に怪人を倒した。
撃破した時の衝撃波はかなりのものだった。



事件後。帰還した4人は宇崎と話をしていた。
「あ…彩音さんキレると怖いんですね…普段は優しいのに」晴斗はおどおどしている。
「一葉さんもオペレーターなのに、なんであんなに戦えてるの!?」
「いつ敵が来るかわかりませんし〜」

宇崎は鼎に優しく語りかけた。
「鼎…本当に大丈夫なのか!?しばらく休んだ方がいいよ…正直、見ていられなくてな…。まさか仮面を無理やり外すやつがいるとは思ってなくて」
「…あの時怖くて。ものすごく怖くて…室長すいません。しばらく休みます。まだ震えが止まらない」
鼎の足取りは重く、彩音も一緒に部屋を出た。鼎の受けたショックと恐怖心は計りしれないものだったに違いない。鼎の声が弱々しかった。


室長は怪人が無理やり外した鼎の仮面を見ていた。両サイドにヒビって、かなりの力なのでは。本人は相当怖かったはずだ。

鼎はその仮面は使わないと言っていた。修理に出すことも可能だが、トラウマが甦るらしくなんなら新しい仮面を発注してくれと言っていた。


救護室で鼎と彩音はポツポツと話をしていた。
「鼎…ショックだったよね。もう大丈夫だから」
「わかってはいる…だけどもまだ怖くて…」
鼎の声は震えていた。声からするに泣いている?彩音は鼎の背中を優しくさすってあげた。



…なにこれ。地味に鼎さんがハード展開すぎる…。無理やり外されたらそりゃ怖いよ。怖すぎるよ。相手が人間じゃないのがたち悪い。
さらっと覚醒してたから時系列は中盤近くかなーとか。

vs怪人組織の組織名と敵の名称が夢にソッコー反映されとる…。すぐに影響されやすいのかな…。自分…。


戦闘パートがだんだんリアルになってきてる。なにこれ生々しいよ。
鼎さんの仮面を怪人によって無理やり外された描写は正直キツかったです。動けない状態であれをやられたらと思うとね…。

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