話題:片想い
ゆうきくんがお店に一瞬だけ現れて、すぐ消えていって、来てくれるのかななんて期待して待ってたけど、結局来ないまま終わりの時間に…
連絡してもきっと無駄なんだろうなって、お店のママともう1人と一緒にアフターに行って、そしたらゆうきくんから電話が!
「いまどこに誰といるの?」
「さっきあたしいたよね」
「行けなくてごめんね」
「声聞くのひさしぶりだね」
「あたしのその声好きだからやめて」
だいすきなゆうきくんの、
だいすきな声
もう、声を聞けただけで、電話をくれただけで
胸がきゅうって締め付けられるくらいしあわせだなって思った
会いたいよ
何時まで飲むの?
終わったあと時間ないの?
わがままを言う私にも、やさしい声で
「ごめんね、今日もこれから仕事なの」
「今日は忘年会だからだめだけど、これから暇になると思うから絡みにいくね」
「あたし待っててくれる?」
会えなくて、一緒にいれなくてさみしいけど
ゆうきくんが私のことを考えてくれてることがうれしくて、会えなくても満たされた気がした
「また連絡するね」
「気を付けて帰らなきゃだめだよ」
もう少し声聞いてたかったけど、邪魔しちゃ悪いしばいばいして、きちんとアフター行きました
でも、アフター行ってお家帰って携帯いじってたらまたゆうきくんからの着信…!
「いまどこにいるの?」
「ちゃんとお家いるの?あたしえらいね」
「絡みたかったんだけどね、ごめんね」
「近いうちに行くから待ってて」
「誰かと行ったら指名出来ないけど、あたしついてくれたら一緒に飲もうね」
「ほんとは隣にいて欲しいんだけどね」
「あたしのこと恋しいんだけど」
甘い声で、やさしくて嬉しいことをたくさん言ってくれるゆうきくんに、どきどきして、しあわせで、胸がいっぱいになった
2人きりで会いたいって言ったら
「そしたらあたしちゅーされちゃうよ?いいの?」
なんて聞いてきて…
いいよ、ちゅーされたいもん
そう答える私に、やわらかく笑うゆうきくん
私と話すときの甘い声も、電話越しに聞こえるBGMも変わらなくて、いとしくて、どうしようもなくて、好きなんだなって再確認しました
誰にやさしくされても
誰に好きだと言われても
私の心にいるのは、いつもゆうきくんだよ
ゆうきくんがいれば他にはなにもいらないから
お願い、気まぐれでいいから愛して