今日初めて「悪ノシリーズ」のPVを見て、ボロ泣きしてしまった…。
切なくて、哀しくて、愛しくて…、現実の歴史にも通ずるものがあるんじゃないか…。
そんな風に思った。
緑ノ娘の初めての、そして短い初恋。それは確かに愛で。
召使の恋も切なくて…、愛する人を己が手にかける。それは想像もできない想いなはずで。
青ノ王子の深い愛。全てをわかった上で緑ノ娘を愛した。包み込んで…、見守って…、幸せを願った。
王女は彼に背負わせてしまった罪から逃げなかった。受け止めた上で強く生きていこうと決めた…、次に彼に逢うとき笑い合えることを願って。
白ノ娘は罪悪感と喪失感にとらわれた。初めての友達を失って、次に出会えた友は彼女の仇。振り上げたナイフ、彼女への深い想いと友に重なった昔の自分。揺れ動いた振り子は―…。
深い物語に胸がつまって本気で涙が止まらなかった。
もう何年も泣いてなかったのに、泣けなかったのに。涙が止まらなくて、泣き続けた。
これが…、恋じゃなくて愛なのかな…?
陽宵には恋も愛も分からないし、知らないけど…、穢いだけではないのかもしれない…、そんな風に思えた曲たちだったよ。
ありがとう。