17日午前3時ごろ、大阪市北区中之島4のタワーマンション12階の一室で、20代くらいの女性が死んでいるのを駆け付けた警察官が見つけた。女性は居間であおむけに倒れ、首元まで布団がかけられていた。
大阪府警天満署は、住人で女性の交際相手とみられる自称会社員の男(35)を市内のホテルで確保、死体遺棄容疑で逮捕状を請求する方針。
捜査関係者によると、男は「女性の首を絞めたが、殺すつもりはなかった」と供述している。
天満署によると、17日午前0時5分ごろ、男の母親から「息子が彼女を殺したと話していたが、自首したのか」と110番通報があり、署員がマンションに駆け付けた。女性に目立った外傷はなく、死後数日が経過している。
身元や死因の特定を急ぐ。
母親は15日夜、男に呼び出され、「3日前に彼女を殺してしまった。これから自首する」と打ち明けられたという。その後、男と連絡が取れなくなったため通報した。
マンションの住人女性(76)は「同居する息子が『最近、男の部屋から怒鳴り声が何度か聞こえた』と話していた。まさか遺体が見つかるなんて信じられない」と驚いていた。
現場はJR福島駅の南東約700メートルの国立国際美術館やオフィスビルなどが建ち並ぶ一角。
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福岡県警察本部に入った連絡によりますと、20日午前11時すぎ、九州自動車道の下り線の太宰府インターチェンジ付近で、走行中のバスの乗客から「車内に刃物を持った男がいる」という通報がありました。
バスは現在、インターチェンジの近くに止まっていて、警察が男の身柄を確保したということです。
けが人はいないということです。
警察で詳しい状況を調べています。
太宰府インターチェンジは福岡県太宰府市にある九州自動車道の出入口で、福岡市の中心部から10キロほど南東の方向にあります。
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「森永製菓」(東京)を創業した佐賀県伊万里市出身の森永太一郎(1865〜1937年)の功績を紹介する企画展が18日、佐賀市の県立博物館で始まった。
「ミルクキャラメル」や「チョコボール」など時代を彩った同社のお菓子の歴史や変遷などが楽しめる。
森永は上京して陶器販売会社で働き、販路開拓のために渡米。
その際、西洋菓子と出会い、その後、約10年間は菓子製法の修業に転じた。1899年、広さ約6・5平方メートルの町工場「森永西洋菓子製造所」を開き、マシュマロなどを移動販売車で売り歩いたという。
その後、日本初となる西洋菓子製造の機械化を導入するなどして事業を拡大。高級品とされていたお菓子を、子どもたちの身近なおやつへと変えた。
会場には、マシュマロやキャラメルを切った森永愛用の製菓用はさみを始め、当時としては珍しかった新聞への全面広告や、類似品と区別する「エンゼルマーク」の変遷などが紹介されている。
また、創業当時の明治期からの生活文化の変化を感じ取ってもらおうと、年代ごとの菓子のパッケージやポスターも並ぶ。
キャラメルの包装がほとんど変わらないことや東郷青児ら巨匠画家がポスターを手がけていたことがわかる。歴代の「おもちゃのカンヅメ」も展示されている。
訪れた佐賀市東与賀町の男子学生(20)は「子どもの頃から食べているお菓子が多くあった。佐賀出身の偉人の活躍を多くの人に知ってもらいたい」と話していた。
同館は「3世代が一緒に楽しめる。夏休みに、懐かしいお菓子や好きなお菓子を見にきては」と来場を呼びかけている。
9月7日まで。大人300円、高校生以下無料。
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