今は悲しい、苦しい、そんな喪失感の毎日を過ごしている。
このつらさは僕だけじゃないのも知っている。
彼女の母親はもっと悔しさや悲しさでいっぱいなんだろう…
彼女の友達だって同じ。
通夜や葬儀に参列して御別れをしてくれた…
大勢の人達に大きな悲しみを残していったに違いない…
彼女は生前、死ねばこの苦しみ理解してもらえるかな?って言葉を口にしていた。
理解しているようで理解出来ていなかったな…
居なくなって初めてその言葉の意味を教えられる。
心の病は恐ろしい…
周りのどんな言葉も届かなくなる。
そこまで病んでしまう前に、気付いてあげられなくてごめんね。
笑顔が消えた時に気付いてあげられなくてごめんね。
自分本意な言動で傷つけてしまってごめんね。
僕達、大人が守ってあげられなくてごめんね。
今は苦しみの無い世界でゆっくり休んで欲しい…おやすみ、ずっと大好きだよ。
先月…僕の大切な人が自らの命を絶った…
誕生日目前で17歳だった。
彼女は身内であり、幼い頃からずっと成長を見てきた親しい存在。
鬱傾向は中学生の頃からあり、この一年間はとくに酷く苦しんでいたのは知っていた、、
この一年間に自○未遂もあったし、入院も2回した。
残された日記には最後まで苦しみが書き綴られていた。
生と死の格闘…生きる目的…楽しみを見つけられない苦しみ…
生きる事が苦しくて仕方のなかった悲しい思い。
遺された遺族は後悔と自責の念に苦しむ…
でも、彼女は生きる苦しみから開放されて救われてるのかな…そんな気持ちにもなる。
もう彼女はいない。
何も聞けない。
何もわからない。
だからこそ答えが出せずに苦しくなるけど、立ち止まってもいられない。
彼女は周りを不幸にしたかったわけでも、恨んでいたわけでもない。
命を軽視していたわけでもない。
ただただ、今の苦しみから開放されたかっただけなのだから…