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手招きする指の美しさ。







「シンジ君」


僕を呼ぶカヲル君の声。


「おいでよ、こっちにベンチがあるよ」


ひらひらと手招きするその指先と太陽が重なり合って。


「…綺麗…」


そうやってくらくらしたのは、指先の美しさにやられたのか、はたまた暑さにやられたのか。
…それは僕にもわからない…。





二人でデート中。
この後シンジ君は盛大にブッ倒れて、カヲル君に介抱されたらいい。

ボクハ キミノ モノ。※R-15※

ユーリ視点のR指定です。
苦手な方は回れ右でお願いします。

いつもよりちょっと激しめ&フレンが黒いです。
そこをご理解の上、お進み下さい。
















「んんっ…」

「ほら、ちゃんと舐めて。その指で解すんだから、しっかり舐めておかないと、痛い思いするのはユーリなんだよ…?」


…いつからだっけ。
フレンとの行為が苦痛になり始めたのは。


「…いっ!!」


快感を求める行為のはずなのに、異物感と痛みしか感じない。
前はこんなんじゃなかった。
もっと愛してくれたし、優しかった。


「…何考えてるの…?」

「何、も…ぁ、っ…!!」


いきなり最奥を突かれ、思考の全てが吹っ飛ぶ。
俺の声にならない喘ぎが大層お気に入りらしい。


「フレ、ン…も、出る…!!」

「まだ駄目。僕がイッてから」

「だったら、スピード、落と、ああっ…!!」


壊れてしまうんじゃないかと思うほどの律動に耐えられず、呆気なく果てた俺をフレンは見下す。
身の毛もよだつような黒い笑みを浮かべて。


「…ユーリ、君は言われたこともできないのかい?」


…ああ、また始まる。
フレンを満足させるまで鳴かせまくられる地獄が。


「そんな悪い子にはお仕置きだよ」


もう別れた方がいいんだろうな。
でも、突き放せない。
だって、こうなった今でも、俺のこの言葉を聞いたら、お前は笑うから。


「…フレン、好き、だよ」






15禁にしてはやりすぎた感がありますが、まあスルーで(おいコラ)
…どうやら私はきちくフレンが好きなようですorz

同じような話しか書けない残念な私。。。
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プロフィール
有珠(ありす)ゆーきさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 6月16日
血液型 A型