取り留めもない事だと思ったのでブログに書く必要もないかなと思っていたのですが、まぁ、万が一何かあった時の為に。
人間、いつどこで何が起こるか分かりませんからね。
はい、
ナンパされました。
厳密には、過去形です。
4月5日、金曜日、仕事帰りにアパート近くのローソンへ寄った時、ナンパされました。
買い物を終えて、車に乗ってさぁ帰ろうと思った時に、右隣に一台のバイクが止まってて、何かよく分からないジェスチャーを私に対してしていたのです。
「何だこの人は ( ゚д゚)ポカーン」
と不信に思ってしばらく見ていたら、どうやら窓を開けて欲しいというジェスチャーらしい事が判明。
とりあえず窓を開けて、「何か?」と言ったら、
「今アンケートを取ってて、いくつか質問したいんですけどいいですか?」
ときた。
不思議なアンケートの取り方をするものだなぁ、としか思わなかったのんき過ぎるあの日の自分死んでしまえ。
その時は、ナンパだとは微塵も思わなかったのです。
好きな俳優やら、食べ物やらを聞かれ、やっと「何か変」と気付きました。
やたら食いついてくるし、自分の事を語り出したのです。
好きな俳優を聞かれて、オダギリジョーが好きと答えた私に対して、何と言ったか想像出来ますか?
「オダギリジョー?亀梨とか、嵐の櫻井翔ならカッコイイと思うし、俺はああいう顔になりたいと思うけど、オダギリジョーだったら俺の方がカッコイイと思うなぁ。負けてないと思う。これって、俺にもチャンスあるって事だよね?」
(##゚Д゚)<ハァ!?
お前よりオダギリジョーの方が100万倍男前じゃボケ!!!!!!
…と思ったのは言うまでもない。
何という恐ろしいまでのナルシスト野郎だ。
確かに顔はそれ程悪くはありませんでしたよ。
しかしですね、仮にもナンパ中の女の好きな俳優を貶して「俺の方がカッコイイ」と言う男に、世界広しと言えど私は好感を抱く女ではない。
何か自分の生い立ちまで語り始めたナルシスト野郎は、両親が精神病で入院していて施設で育った為、愛情に飢えているとか、春は出会いの季節で自分は人生において出会いが最も重要な事だと思うとか言ってました。
恐らく彼も何らかの精神疾患があり、記憶力が欠如しているらしく、何度も私の名前の確認をしてきました。
面倒臭いし、早く帰ってX-ファイルのDVDを観なくてはいけないので、連絡先を教えて帰りました。
最も私を驚愕させたのは、初対面で短時間しか会話を交わしていないにも関わらず、私のアパートで一緒にDVDを観たいとかほざきやがった時です。
私の中で、ヤリ目の線濃厚、あるいは殺される可能も考慮されると判断した瞬間でした、いやマジで。
何か自分の事、人畜無害とか、不思議系とか言ってたけど、断言しよう、本当に人畜無害だったり不思議系だったりする人は、決して自分では言わない。
もちろん、自分で自分の事を天然だとか言う奴もそうである。
何故なら、彼らにとってそれはあえて主張するに値しない、呼吸に等しく当たり前な事だからだ。
自分にとって当たり前である事をわざわざ、しかも自慢げに発言するなんて、自意識過剰以外の何物でもない。
明らかに自分のセールスポイントとして利用価値があると計算している証拠である。
それは、カメラは写真を撮る物だし、櫛は髪を梳かす物だという当たり前な事を「アナタは知らないでしょうけど、私は知ってるわ!」と人を小馬鹿にしながら自慢げに言っているようなものだ。と、私は考える。(あくまで、私的思考である。)
そもそも、私は今、全く異性に興味が無い周期の真っ只中にあるので、その後は音信不通を決め込んでいます。
しかしナルシスト野郎は、私が照れていると勘違いしているようです。
脈アリと思っているのか、既に彼氏気分なのか、押せば落ちるとでも思っているのか。
マスクをしていた私を可愛いと思った点も疑問である。
マスク越しで、アンタに私の一体何が分かるって言うのよ( ゚Д゚)!
そしてついさっき、またもや「会いたいメール」が来ました。
いい加減察しろ。
私はアナタにミジンコの目玉程も興味がありません。
とりあえず、記録として。