お久しぶりです。
長い間入院していた患者さんがまた亡くなりました。
高齢な方です。
ごはんをおいしい、おいしいと、かすれた声で呟きながら食べていた数ヶ月前。
詰所のモニターにその人の名前が無いのが嘘みたいです。
急性期ではなく、慢性期というか終末期というか…俗に言う寝たきり状態でした。
高齢であるから、死は避けられない、とても近くにあるもの。
でも、人が死ぬのは、悲しいです、ね…。
ぽっかり穴が空いたような感覚がしばらく抜けそうにありません。
人が死ぬ瞬間に立ち会うのはもはや日常になりました。
ですが、いざ直面するとなかなかしんどい。
こればかりは慣れないです。
しんどい職業だけど、貴重な経験をさせてもらってます。
ありがたい。