最近はいろいろ遅滞中。

プロフィール

善さんのプロフィール
誕生日 6月9日
地 域 神奈川県
系 統 ジャニーズ系
職 業 主婦
血液型 AB型

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24/05/11 04:31



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話題:本の感想
僕らは都市を愛していた
神林長平 著

3.11の影響を受けて書かれた長編。

物語は情報震と呼ばれるデジタルデータのみ破壊する原因不明の事象により死滅した都市東京に観測任務に来た女性のみで編成された部隊の隊長を務める双子の姉 綾田(あいでん)ミウの日記形式で始まる。
情報震にあい、仲間と散りじりになり
廃墟の都市をさまようミウ。

並行するように上層部の命令で体の中に人工神経網を作られ、偽テレパシー能力を持つようになった公安の刑事を勤めるミウの双子の弟カムイの話も始まる。
他人の携帯メールなどからその人の意識を読み取れたり、同じ人工神経網を持つ仲間同士でテレパシー会話したりする ある日、カムイは殺人現場で殺人犯の意識とシンクロする。
相棒の同僚は殺害された被害者とシンクロする。
殺人犯は自分
やがて、自分の記憶すら作られた記憶なのでは?と混乱して行くカムイ。

ネタバレになるからあまり多くは語れませんが…MGS2終盤登場する愛国者達との会話や同著者の「膚の下」を思い出した(笑)
そして、物語のテーマはですね。
都市と人との共生。これでしょうね(^^;;
異なる世界の都市にいる姉弟がどう絡むのかが面白いと思います。
そんなSFでありミステリーでありエンタメ色が強い作品だなっと(難しい話もありますけどね(笑))

雪風とかと比べたらなんか変化球っぽい感じを受けるし…其処だけ切り取って読むと、物足りなさを感じるけど(苦笑)…最後の神林節を読み終わるといつもの神林作品だった(笑)

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