は珍しく半日仕事。
は夜勤前に会議があるので
早めの出勤です

一緒に昼ごはんをたべる
その時間だけが一緒
もたまにはゆっくりしよう


そうそう、木曜22時のドラマの
『隣の家族は青く見える』


普段テレビを見ないだけど
これだけは結構みていて、

不妊治療をする夫婦を
中心に描かれたドラマなんだけど
周りには子供もいて、
一見裕福そうな家庭が
実はうまくいってなかったり

色んな家族が集まった
それぞれの物語かな、
ほんとないものねだりと言うか
まさに「隣の家族は青く見える」

今まで不妊治療を題材にした
ドラマなんてなかなかなかったし
不妊そのものが社会に浸透してなくて

でも今は5組に1組くらいは
不妊で苦しんでるのが現実。

ようやく不妊治療自体も
社会に理解されつつあり
いろんな制度も
改正されつつあるけど、

まだまだ全ての人が
理解してくれるわけじゃない。

もちろん夫婦、そして両親
友人や職場関係の人。

「結婚したらみんな当たり前に
お母さんになれると思ってた」

「妊婦さんや赤ちゃんを見る度に
なんであたしだけって思ってしまう」

「子供の居ない未来が
どうしてもイメージ出来ない」

何話か前だけど、
もう涙が出るほど共感出来たし
命の誕生ってまさに奇跡の連続。


でもすごく前向きになれる言葉もあり
「私は妊娠出来ないんじゃない
まだ妊娠してないだけなんだから」

治療に無我夢中のとき、
こんな事思う余裕もなかったし
とにかく荒れに荒れて
心も身体もボロボロだったな。

「今諦めたらきっと後悔する」
もずっとそう思って
立ち止まることもせず
ノンストップで走ってた


でも、旦那さんや両親に
反対されたことなかったし
どれだけ苦しんでても
みんな静かに見守ってくれてた

職場にもたくさん無理いって
治療経験者じゃないと
なかなか理解はしてもらえないけど
それでもまだ融通を
きかせてくれたほうだとおもう。

世の中、治療したくても
それすらできない夫婦って
たくさんいるし、

夫婦であっても
同じところを見てなかったり
意見が対立したりだってある

いろんなものを犠牲にしたって
どれだけ苦しんでも
どれだけ大金を払っても
結果を出すこともできなかったり

やがていろんな事に限界がみえて
治療を断念する夫婦も
実際はたくさんいる。



子供がいない未来を
思い描く事が出来なくて
とにかく全力で闘ってきたのに

いつしかは、
子供が居る未来を
イメージする事が出来なくなった

まさに同じ思いを抱えて
闘っている当事者には
すごく共感できるドラマだし
そんな夫婦の思いを
すごく理解出来るドラマかな。

治療をしてる当時、
このドラマを見てたら
また違ったのかもなって思うけど

でも同時に周りに恵まれてた自分は
ほんとに幸せだったとも思うかな
やれるだけやり切ったし
今は後悔もしていないから。


不妊治療に向き合う
旦那さん側の気持ちにも
今改めて気づかされたな、

の強さと優しさと器の大きさに
今になって感謝している。




もまだ
お母さんになれないだけ。

そう前向きにとらえて
今は与えられた時間を
大切に楽しく生きたいと思うな。