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○一年後、田舎

旅行では両親の田舎にも立ち寄りました。交通機関がある限り鉄道、バスを利用し、最後はタクシー、ではなくて徒歩です。三時間かかります。

受験地で買ったお土産を持って訪れ、一泊だけお世話になりました。

ご仏壇にご挨拶した時には線香の煙が静かに立ち上っていました。




一年前の今ごろには、今日このような形で私が両親の田舎をご訪問するとは、想像もしていませんでした。

人生で初めての濃密な一年間でした。

○旅行計画

折角、センター試験を受けたので大学受験もすることにしました。これは卒業旅行です。父が私に10万円を呉れました。大学に行かないから旅行をしてこいとのことでした。私は受験のための宿だけ予約しました。あとは未定の旅、とは言っても両親の田舎が訪問先の行程に入っています。

○受験

センター試験ではこれで最後と思い、悔いの残らないようにしました。鉄道で会場まで、部活動が同じだった者たちと二日間通い、これで泣いても笑っても決着はほぼつきました。

二日目の帰りの列車では皆同じ気持ちでいたようで、暗黙に申し合わせたように、ほっとした和やかな雰囲気で過ごしていました。

非公開記事の見えかた

非公開の記事は書いても誰にも分からないようだ。これでは倉庫にしていると言っても言わなくても同じだ。

○年末年始

受験生に年末年始はありません。センター試験が目の前に迫っています。

年末のある日には、郵便で不採用の通知がいくつか届きました。私は布団から出るのもいやになって昼まで寝ました。


年が明けると、こんなことをしても意味はないのですけれども、担任あてに手紙を書きました。今の気持ちを話せる相手が誰もいなかったのです。
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