倉庫

コーヒーを淹れると少し冷めてしまう抽出液はコンロに乗せて暖め、ガラスの中のコーヒーの底から最初の沸騰の泡が弾けると、コンロからコーヒーを下ろすことにしています。

うちにテレビがやって来た。

こちらの知人が買い換えたので古いのを譲り受けた。

私の暮らしはラジオと新聞、映画館で間に合っているが頂いた。テレビをつけて見ることもあるが、大抵はやっぱりもて余し気味である。

唯一、映画が放送されることがあるので、それだけを楽しみにしている。

私が就職したての頃に、進学した同級生の家に招かれたことがあった。
自宅の庭に植えた、向日葵や鬼百合が花をつけた頃、その時の同級生から電話が掛かってきた。
初めは誰だか分からなかったが、「俺、俺、○○。今度、こちらの方に転勤になったから電話してみた」と言うので分かった。

私：「嫌がってたのに、しっかり、サラリーマンしてるじゃないか。」

彼：「最初は金を貯めないとな、その内に思ってることを始めるつもり。」


ある夏の日のサプライズであった。（電話番号は教えていなかった。地元の誰かから聞いて掛けてきたもの。）

庭一面をおおっていた花や雑草のうち、ﾏ-ｶﾞﾚｯﾄとつくしだけ選択的に残し、あとはこつこつ根を抜いて除草した結果、今年の春はﾏ-ｶﾞﾚｯﾄの白い花が一面に開いた。

ﾏ-ｶﾞﾚｯﾄは土に合っていたのか何もしなくてもどんどん増えていった。

庭のすみには向日葵と鬼百合を植えた。プランターを買い、余り物の芽の出た玉ねぎを植えた。

新年は私の干支だと、年賀状を作っていて気がついた。

思い出せば最初は小学校を終える年だった。今、二巡目を迎え、年を取ったという感想がまず浮かぶ。全く何もできておらずあきれる。


仕事は年々分かってきたから、来年は趣味を作って打ち込みたい。