確かに襲われてる・・・でも違う
この襲われるじゃ無〜い!!
ここまで乱暴だとは思っていなくて思考回路がマヒしかけた時
「小嶋大丈夫かぁ・・・あれ誰もいないのか?」
「春人ここよ」
「ここって・・・・おい何をしてるんだ」
そういって中へ入ってきて小嶋さんの体を借りた
NANAを後ろから抱え込み引きはがしてくれた
のはいいんだけど・・・
「はぁはぁ・・・・なんだこれは・・・おかしいぞ」
しまった春人も男性
この部屋に充満させている香りは男の人にしか効かない
「小嶋・・・お前いいから出してるな
やっぱり若い体のほうがいいや」
そう言って今度は春人がNANAを床に押し倒し襲い始めた
「おっさんやめろ離せ(怒)」
「いいねぇ・・・そそる」
「やめなさい!」
引きはがそうとしても私の小さい体で動くはずがなく
「お前は後からかわいがってやるからそこで見てろ」
「ぐふっ・・・」
片手で吹っ飛ばされ壁に打ち付けられた
早く助けないとやられてしまう(汗)
「優ちゃん助けて」
陽菜に戻ったのか?何やってるんだNANA!役に立たないな(怒)
さっき高橋君に嗅がせたハンカチを手に取り陽菜に何も言わないように合図
「お、やっと観念したか傷つけたくないから静かにしてろよ(笑)」
後ろからそっと近づき鼻と口をふさぎ剥がされないようにしがみつく
「うぅぅぅ・・・・・・」
そのまま小嶋さんの上に倒れこんだ
「重いぃー(бвб) 」
二人で春人を退かせる
「陽菜大丈夫?」
「ふふ、やっと陽菜って呼んでくれた」
「え?」
「ずっと好き好きアピールしてるのに全然心を許してくれないから
嫌われてるのかと思ってたもん」
「そんなことあるわけないでしょ」
「ふふふ、だよねぇ優ちゃん陽菜のこと大好きだよねぇ」
「・・・・陽菜?」
「早く言ってくれればこんなことしなくても済んだのにバーカ(笑)」
「陽菜だよね?」
「そう、NANAも萌えきゅんも全部陽菜」
「うそ・・・意識があったって事?」
「当たり前じゃん陽菜の体だよ」
まさか陽菜もほかの人格?
「まさか陽菜も!とか思ってるでしょ(笑)
陽菜がすべて作り上げたんだから知ってて当たり前
それより早くしないと体育祭終わってみーちゃんと麻里子が来ちゃうよ」
それはだめだ早くしないと(;´-∀-)
と言うか
「陽菜が女性を襲ってるの?」
「襲ってるんじゃなくて抱いてあげてるの!」
嘘でしょ
「あ、ほら早くしないからダンス終わっちゃったじゃん」
しまった(;´-∀-)
「陽菜と付き合ってくれるならいつでも抱いてあげるけどどうする?」
「・・・・・お願いします・・・」
なんだこの展開
「じゃー今日優ちゃんの家にお泊りに行くから家まで迎えに来てね」
「わかりました・・・」
コンコンコン
「陽菜大丈夫?」
「みーちゃんたちが迎えに来たからあっちの部屋に戻らなきゃ
優ちゃんは早く窓開けたほうがいいよ」
「う、うん・・・あ、陽菜体操服(;´-∀-)」
「何とかする」
コンコンコン
「大島先生?」
ガラガラガラガッシャーン!!
「失礼します大丈夫ですか?・・て陽菜大丈夫(汗)」
「いったーい・・・え〜ん体操服破れちゃった」
「大島先生とたかみなは?」
「え、たかみなすぐもどって言ったよ
先生は用事ができたから20分ほど空けるってさっき出て行った」
「たかみな戻ってきてないよ」
「え〜フォークダンス嫌でどっかでさぼってるんじゃないの」
「それは言えるたかみな女子に免疫ないからな(笑)」
「このままだと教室に戻れないから制服とってきて」
「わかった、そこ片付けときなよ」
「は〜い(бвб) 」
出て行った峯岸さん
「優ちゃん春人先生ベッドに寝かせてたかみなは
どこかへおいてきたほうがいいと思うんだけど」
「そうね・・・・・」
こんなに頭がいい子だったの?
二人で春人をベッドに寝かせ
高橋君を抱き上げ急いで保健室を出た
裏庭へ出て端に高橋君を寝かせゆっくり保健室へ戻ると
峯岸さんと篠田さんが保健室にいて
「あ、優ちゃんお帰り(бвб) 」
「ただいまってどうしたの?」
わざとらしく聞いてみる
「みーちゃんがいきなり来るから慌てて引っかけて破いちゃったテヘ」
「私が悪いわけ?(怒)」
「みーちゃんのお陰で優勝できたんだから許してあげな」
「え、優勝したの?すごーい(бвб) 」
本当にぜんぶ小嶋さん?もしかして四重五重人格じゃない?
「終礼あるから早く戻ろう(ΘωΘ) 」
「わかった」
一礼して出ていく篠田さんと峯岸さん
いちばん後ろからついていく陽菜
ドアを出るときに振り返り
「優ちゃんありがとね」
そのあと口だけで
(また、夜に)
そう言い残し笑顔で去っていった
・・・・・・これは私が望んだ展開ではない
でも女子高生に襲われたい願望は今日の夜に叶う・・・
軽くNANAに襲われ萌きゅんに癒され陽菜に抱かれるのか・・・
デヘヘヘヘヘ(-∀-`) 天国じゃ!!
おしまい