8月に読んだ本&8月のまとめ

8月に読んだ本
・花鳥の夢/山本兼一

花鳥の夢は、狩野永徳の生涯を描いた小説。
先日見に行った、大徳寺聚光院の絵が表紙。もちろんその絵に関してのエピソードも出てくる。
歴史小説って難しいイメージだけど、この作品もまた分かりやすくて面白かった。
以前読んだ『等伯』に、ライバルとして狩野永徳が何度も何度も登場していたので、気になって読んでしまった。

やっぱこの二人すごい…。

これからは、作品集とか展覧会とかで実際に作品を見てみたい。

まずは、今年の秋に京都国立博物館の『国宝展』に行かなきゃ。グッズ付き前売り券は買ったので、あとは何としても行くだけ。

8月8日
妹とテニミュ3rd関東立海編を観に行った。
立海めっちゃ良かった…!一丸となって団結している感じとか、信頼関係とか…とても伝わりました。真田がめっちゃ真田だった。

青学は今回からキャスト一新ということだったが、期待していたより大幅に下回る仕上がりだった。ストーリーの都合で勝ちはしたが、勝負には負けている。

そして一階の席で見たのは初めてだったりした。

昔から疑問なんだが、立海の人たちは幸村に対して、あれだけ思いやることができるのに、なぜあのような凶行に走れるのか、全くもって謎だ。

まぁ…そういった矛盾に気付けない、分かっちゃいるけど止められないのが、人間というもんだよな。

この後の、原作でもミュージカルでも描かれていない、テレビアニメ版のストーリーは、もはや「神展開」としか言い様がない、素晴らしいものだったと思う。

TRPG
大学からの友人ピップとお姉さんから、誘われるまま、テーブルトークRPGというものをやってみた。笑いすぎて疲れるほど楽しかった。
ので、1ヶ月に2回も会った。
とりあえずYouTubeとニコ動で色んなプレイ動画を見るしかない。

あとルールブックが高すぎて頭抱えた。しかしルールが分からない…。

誕生日に帰省して、翌日はおばあちゃんの病院に付き添いに行ったのだが、そのまま入院することになったのでドタバタだった。
と言っても、大事には至らないことだったので、、良かった良かった…。


7月に読んだ本

《7月に読んだ本》
・姫の戦国 下/永井路子
・新釈 走れメロス/森見登美彦

『姫の戦国』は、戦国時代の戦国大名・今川家の当主となった、実在の女性を描いた話。
毎度のことながら、時代背景の解説がとても分かりやすい。登場人物が非常に多いが、あんまり覚えてなくもだいたい何とかなる。親切設計で、そこも助かる。

作者のエピソード。小説のための下調べとして、日本の古文書『吾妻鏡』(の本)をボロボロになるまで読みこんだあと、「若い頃に『大本営発表』を経験した私達にとっては、隠された嘘が手に取るように分かる」と語った、という話。

都合のよすぎる美談は、真実を隠す。

今時の若モンの私は、肝に銘じておかなきゃならんな…。

『新釈 走れメロス』は、妹からの課題図書。
こちらは今時の大学生の話。青春と中二病をこじらせた、愛すべきバカが登場します。こんな大学生活も送ってみたかった…。
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