4月に読んだ本

4月に読んだ本

・特別展昆虫 図録/国立科学博物館
・草原の国キルギスで勇者になった男/春間豪太郎
・地球の歩き方 世界の指導者図鑑 2021〜2022

特別展昆虫
無知が恐怖を産むという。虫だって色々豆知識を知れば親しみが湧くかも。だけどカメムシ、特にカメムシの卵、Gの脚はやっぱり恐怖やわ。
好蟻性昆虫、好白蟻性昆虫は面白い。
あと、夫婦で育児する昆虫もいるらしい。(モンシデムシ)
人間より進歩してるんじゃないかとさえ思ったね。

草原の国キルギスで勇者になった男
職業は冒険家。冒険といっても、バッタの人や奇界遺産の人みたいに、研究や作品のために冒険をしている人ではない。趣味でやってる旅行といえばそう。
だけど旅行に意味を求める時点で、自分の頭が固い。それにこの本のおかげで、キルギスの暮らしを疑似体験できた。
それに読み終えるのが寂しくなるくらいハマってしまっていた。

地球の歩き方
あの旅行本シリーズから、世界の大統領を紹介する本が出ている。
もしも自分が総理大臣だったら…とかいう妄想が捗る一冊。
この本で初めて知った国名いっぱいある。
「世界の独裁者」に載ってた独裁者の皆々様は、だいたい今も健在だった。
色んな国や大統領がいるんだなぁと、しみじみ思った。
エリート一家出身や、高卒の人。
元サッカー選手や元お笑い芸人、今も週1・2で医師や高校教師をやってる人。
由緒正しい国王や元難民、生年月日が分からない首相。
一夫多妻の王や同性婚している人。
エリート軍人がいれば、ゲリラ組織の末端戦闘員から最高司令官にのし上がった人。

あと発展途上国のイメージがあった国も、最近は民主化を目指して、どんどん変わってきている。
もちろん個性的すぎる大統領も、新たに増えてるし…。(フィリピンのドゥテルテ大統領、ブラジルのボルソナロ大統領とか)
某お隣りの国に関しては「政体、国家元首不詳」って書かれてるの辛辣すぎて草だし、さらに日本に関しては「政治不信が課題」って書かれてて草通り越して田んぼ枯れるわ…。
ベネズエラは「世界の独裁者」の時から新展開起こってるし…。

ドイツのメルケル首相と、ニュージーランドのアーダーン首相は推せる。

「世界の独裁者」また最新版出して欲しいなぁ。

長い間!!!!くそお世話になりました!!!!

労働審判の決着がつき、会社からの和解金の振り込みが完了した。
踏み倒されるんじゃないかとか、訴訟に転がり込むかとか心配したけど、すんなり応じてくれたようだ。
法的機関で、しかるべき専門家を交えて話をしたのが、やはり効いた。
ここまで1年かかった。むっちゃ大変だった。
あの会社と関わって得たものはたくさんあるけど、最終的にはたくさんのものを失った。あそこで働き続けること、正社員という肩書き、京都の家、給料、大切だったパートさんを失ったこと、そしてずっとずっと嘘をつかれていたこと。許せなかったから少しでも埋め合わせたかった。

だから、長い間クソお世話になりました。
なお元ネタは知らない。

労働相談窓口に電話したり、友達や労基、弁護士さんに相談してみて本当に良かった。
悩みは一人で抱えて一人で解決するのでなく、詳しい人や信頼できる人に、できるだけ話してみるのがいいとよーく分かった。
ただ、親には…もう仕事の話はしないかな。

4月20日、閉庁時刻を過ぎてようやく終わって、職員用通用口から外へ出た時。西向きだからそれはそれは見事な夕陽だった。眩しかった。
就活も治療も続けなければならない現状の、何が変わるわけでもないのに、なぜか妙に清々しかった。

理不尽な苦労をして、夕陽の美しさを知る。京都はなんて残酷で美しい街なんだろうとつくづく思ったね。

決戦の日

辞めたのに会わなければならない日だった。
スッパリ諦めて終わらせてほしい。
もう1年ぐらいかかってる。ほんとに色々ありすぎた。
ほんと今日まで気が気じゃなかったけど、いざ始まったらあっけなかったわ。あと向こうの知識不足にも驚いた。元従業員ながらこれは情けない。

もうこれで終わりにして。
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