いいねいいねR大学。
何がいいって、過去問の古文がいちいちテラ萌ユスなんだって!!
いや、解けたかどうかは別にして……。
センスよすぎだよ〜(^-^)/
そして作品はなんと、元祖ブログ女王・紫式部の源氏物語。
教科書の『樺桜』の続きです。以下、テニプリを交えた現代語訳。
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出演者
夕霧(♂:越前リョーガ)
父の光源氏(♂:20年くらい前の、イケイケ時代の越前南次郎)
玉鬘(♀だけどここはあえて♂:越前リョーマ)
源
氏
|-┓
玉 夕
鬘 霧
夕霧が台風の日に葵の上を垣間見した翌日、夕霧は光源氏と玉鬘のもとをお訪ねしました。
『おいリョーガ、男のくせにいつまでも鏡ばっか見てんじゃねぇ!』
なんやかんや言いつつ親子はリョーマ姫の所へやって来ました。
『けざけざとものきよげなる様にて居たまへり』
リョーマは目のさめるような美しい様子で座っていらっしゃる。
南次郎は大好きなリョーマのそばへ座りました。
『よぉリョーマ、彼氏できたか?ん?』
恋愛の話を冗談半分に言うバカオヤジに、リョーマはだんだん腹が立ってきました。
『あ〜あ、オヤジに会うくらいならオレも台風と一緒にどっか行っちゃえばよかった』
『あはは、オレが嫌いになったんか?』
『そこまで言ってないだろ』
と言って、お互いにお笑いになる。リョーマの笑顔はたいそうお綺麗でございました。
夕霧、いやリョーガはお二人が楽しそうにしていらっしゃるのを聞き、樺桜の件にへこたれず
『リョーマの顔を見てぇ』
と思いました。そっと御簾を引き上げると2人の様子がよく見えました。
『!!なんてことだ…いくら親子とはいえ…あそこまで近づいていいのか!?』
なんと南次郎はリョーマを懐に抱き寄せてイチャこいてるではありませんか。
『けど…腹違いの兄弟とはいえ…かわいいじゃねぇかアイツ…!!』
南次郎とリョーマはたいそう親しげに囁きあっていると突然南次郎は立ち上がって和歌を詠みました。
リョーマへ向けた南次郎の和歌を聞いて、リョーガは腹立たしく思いましたが、南次郎に気づかれては困るので、静かにその場を去りました……。