4月に読んだ本

4月に読んだ本

・注文の多い料理店(新潮文庫編)/宮沢賢治
・ぼくのおじさん/北杜夫
・失われた動物たち 20世紀絶滅動物の記録/プロジェクトチーム 編

「プロジェクトチーム」というのは、映像制作プロダクションの名前。NHKのドキュメンタリー番組を作っていたらしい。今も存在しているのか不明。なぜならこの本、1996年に出た本だから…。

でも、ものすごく良い本だった!
恐竜の本は楽しいけど、ちゃんと知っとくべきなのは、近現代に絶滅した動物のことじゃね?と思ったのがきっかけ。
探してみると、図鑑的な感じでまとまってるものが、なかなか見つからない。あっても古い本ばかり。
こういうの本は、内容かぶっててもいいからコンスタントに色々出すべきだと思う。

銀細工と恐竜と放散虫

4月28日
仕事と残業をしたあと、大阪へ。趣味のセミナー?交流会?のようなもの。遅刻ギリギリだった…。

銀細工のジュエリーデザイナーの方で、結婚式のブライダルジュエリーを作ったりしてらっしゃるそう。けれども、生物の骨がお好きで、豊富な知識を持ってらっしゃることから、恐竜のデザインのジュエリーを作ったり、放散虫(という、海の中の微生物)の復元モデルを学会の依頼で作ったり、博物館の化石の修復をしたり、恐竜の化石の組み立てをする技師でもあったり…しているという…。

色んな博物館の恐竜化石の組み立てや修復に携わってきたそうだ。国立科学博物館や、北九州、名古屋…。国立科学入博物館のアロサウルスが、日本に初めて外国からやってきた恐竜化石だったとは、知らなかった。

化石の修復という、博物館の舞台裏を少し知れた!面白い…!

そしてメインは、放散虫。アクセサリーや、復元モデルづくりの難しさ。光学顕微鏡で観察する世界。細かすぎてヤバいとしか言い様がない。
その、実際に使用されているという光学顕微鏡やルーペで、プレパラートを見させて頂いた。

放散虫なんて、今まで本で見かけても(ふーーーーーん)ぐらいにしか思わなかったのに、やはり実体験て大事ね。めちゃめちゃ可愛い!!

放散虫の形は、エイリアンみたいなやつから、松ぼっくりみたいなのまでいる。

その講師の方いわく、「放散虫の形を左右対称にしてみると、全く面白みのない見た目になってしまう。放散虫はいい加減で適当なんだ。でもいい加減なのにカッコいいっていう」

面白いなぁ。
そのあとは雑談会だったんだけど、お客さんの一人が業者で、講師の方と商談みたいなことをその場で始めてしまっていた。その人の隣に座ってたもんだから、あんまり喋れなくて残念無念…。

終電と明日の出勤を考慮し、早めに抜けた。

4月29日

帰宅後、高速バスの予約に悪戦苦闘。

4月30日

その予約した日時が、目的地の臨時休館日になっていたと知る。もう一度やり直した。明日振り込みに行く。本の代金も。


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