気の所為か、今年の五月は去年より少し寒い。
それだけ過ごし易いとも言えるけど。
そして何かが変わろうとしてる。
年齢を感じる様になった。
今年こそ読書と願っていたのに、何だか忙しい。
単にマギーの時間の使い方が下手だけなんだろうけど。
3日前の夕方の話。
いつも食べに行くお好み焼き屋さんがチラシを、と檜。
新しい檜治療院のチラシをお好み焼き屋さんに置いてくれるので、
そのチラシを取りに来るんだろうとマギーは勝手に理解。
いいえ、お好み焼き屋さんが売り物のおでんと手作りの散らし寿司をくれたのだ。
檜は、いつもの事だけど、「チラシ」って言葉短くマギーに伝えたんだもの。
お陰で、3日前の夕食は何も用意しないで済んだ。
この1週間で見つけたちょっと微笑ましい光景。
4月28日のジャズクラブの練習で。
梅さんが着ていたVネックのセーター。
亡くなった奥様の手編みで、彼等のラッキーカラーの緑。
5月1日の羊歯との食事会で。
小さな子供をビアガーデンに連れて来るなんて。
と思ってたら、その子の誕生日だったらしく、
賑やかにお祝いして、写真を撮ったら、さっさと退き上げて行った。
形は違うけど、そこに家族愛を感じた。
マギーがいなくなったら、檜はどんな反応してくれるんだろうか?
マギーの平成最後の日はいつもの大学病院への通院。
初めての朝一予約。
正面玄関の受付やエスカレーターは当然動いていたけど、
職員も患者も当然いっぱいうろついていたけど、
内科の待合の2階フロアは灯がまだ点いてなくて、
おまけに立ち入り禁止ロープが張られてた。
大きい病院は皆そうなのかな?
マギーには初めての光景だったけど。
甘草先生とマギーのガイドヘルパーの都合とをすり合わせて、
マギーの11月までの通院日が決まった。
6月は、前回失敗した大腸の内視鏡検査、肝臓のエコー。
7月はそれらの結果報告と診察。
ああ、9月と11月は何だっけ?
それぞれ予約時間がまちまちだったね。
ガイドのブーゲンビリアがメモしてくれてたから、
細かい事は欅の事業所に持ち帰って決まるだろう。
その上、仕事や英語や歌、福祉実践教室などの予定もマギーにはある。
まるで売れっ子芸能人並みの過密スケジュールだね。
いえいえ、それより物忘れ外来を訪ねるのが先かも。