ゴキブリ並

お腹が空いて目が覚めた。
サンドイッチとポタージュスープ、
その後、チーズおかきの袋も開けた。
「何でも食べる」
思わず口にしたら、
「ゴキブリ」
檜が直ぐ返して来た。

ゴキブリ?
良いじゃないですか。
日毎に聴力は落ちる。
脚が痙って痛い。
際立って鈍感になって来てる。
的確に言葉が出ない。
それでも食欲はゴキブリ並。
元気な証拠?
危険な証拠?

やはり野に置け

この後は何だったっけ?
その思い出せない野の花でマギーは良いな。
昨日古着屋さんで、一緒に行った知人と話しててつくづく感じた。

古着と言ってもブランド物は当然一万円前後。
マギーには不釣り合いだから、目方売りを三着買った。
これなら一度選択して駄目になっても惜しくない。
演奏会に目立つ物と考えて買いに行ったけど、
普段でも他の物と着回しできるチュニックやパンツ、
羽織物を換えるだけでイメージも変わるワンピースを選んでた。
結局、貧乏性からは抜け出せないね(笑)。
負け惜しみだろうけど、それでも上品で可愛く、心美人マギーが表現できてるよ。

鈴蘭ジュニア

午後から歯医者へ。
最初はいつもの様に鈴蘭先生が立った。
削ったり型を取る時は始めての若い人。
思い出した、この声。
先日予約を確認した時、電話を受けた声だ。
間違い電話したかと思って、「鈴蘭医院ですね?」と確かめた。
「息子さんですか?」
「はい。 先日はお電話で失礼しました」
いえいえ、失礼したのはマギーの方ですよ。
鈴蘭先生が「口開けて」とか「噛んでみて」と言うのに対して、
「口を開けて下さい」とか「噛んでみて下さい」って、
鈴蘭ジュニアは穏やかな声で丁寧に。
なかなかに良い声だったと後で檜に伝えたら、
「イケメンか?」
残念ながら、全盲のマギーには解りません。
鈴蘭医院も世代後退なのかな?

生命線

マギーの生命線は長いか、って檜が訊いた。
彼の実家から電話で今朝早くに。
生命線は日毎に変わるんだって、占いには冷めてる筈の檜が。
亡くなる少し前、彼の義兄の生命線が短くなっていたんだって。

雨降り

最高気温が11℃だって。
冬に逆戻りね。
おまけに雨も降ってる。
雨って、家の中から見たり聴いたりならロマンティックだけど。
マギー達が白杖と傘で外を歩くにはちと苦労。
朝から一人患者さんを終えて、この雨の中、檜は実家へ。
電車を乗り継いで、途中でお姉さんと旨く合流できたかな?
檜の実家にも檜自身にも目まぐるしい今年。
新年早々願った様に、緑川家に静かな365日でありますように!
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