オカメコオロギが便所コオロギって呼ばれるのは本当ね。
寝室の窓から聞こえているオカメコオロギの声が、
5時前にトイレに行ったら、大きくはっきり聞こえて来た。
トイレの小窓の直ぐ下の草むらにいる。
ツズレサセコオロギは夕べには鳴いていたけど、
いつの間にかオカメコオロギに舞台を譲ったみたい。
今年は閻魔コオロギを我が家の周りで聞かないな。
耳鼻科への道では、陽がすっかり上ってからも閻魔コオロギが美しい声を聞かせてる。
何より、若い頃と聞こえ方が違う。
年齢を重ねると、秋の虫の声みたいな高い音が聞こえなくなるのよね。
何だか淋しいね。
今日は、ヘルニアで2年前から通うことになった整形外科でした。
栗林せんせいには肝臓のその後について訊かれました。
先に見つけてくれて、シナモン先生に連絡してくれたのは開業医の彼ですから。
シナモン先生はそれについては一言も言わないけれどね。
総合病院のめんつもあるんだろうとは檜。
14日に一緒に行った欅や月見草もあまり良い印象をシナモン先生に保たなかった。
セカンドオピニオンを欅達も考えてくれているし、檜はネットで調べてくれているし。
「余命2年と言われたら、それ以上永く生きてやるって気持ちでいなきゃ」
とマギーに言う割には、檜の方が今回の結果を重く見ています。
このブログを紙に残すことはできないか、とジョニィに相談していました。
データ化すれば、パソコン点訳も可能の筈。
当然、活字印刷書にできます。
檜はこれを本にして置きたいって。
コロナが終熄したら、おしゃれや旅行、趣味や楡達とのジャズクラブの再活動。
マギーを幸せにしてくれた人達にお返しをして過ごしたい。
楽しいこと、誰かに喜んで貰えることで、心美人を目指すマギーで最後までありたい。
【レインリリー(タマスダレ)。
桃色、白、黄色。
マーガレットの様な細長い5枚の花びら。
種はアサガオの種の様な形で、アコーディオンの蛇腹みたいにくっついている。
ペタンペタンの薄っぺらい種です。】
植物に詳しいカタバミの家の庭に今、咲いているって。
レインリリーは本来、6月の梅雨明け頃の花だそうです。
彼女からのメールを許可なく引用しました。
「ペタンペタン」って表現がいかにもカタバミらしいな。
シナモン先生を40歳ちょっとかなとマギーは想っていたけど、
月見草と欅は、まだ35歳くらいだろうと言いました。
若いからにしても、患者に寄り添う口の利き方じゃないって、二人の意見です。
診察に行く度にブーゲンビリアにヘルパーなことを確かめて、
マギーにはあまり話し掛けないシナモン先生に、何度目かにとうとうマギーが、
「先生、患者は私ですけど…」
と笑いながら言ったのをここに書いたのを憶えてくれていますか?
シナモン先生はきっと、全盲の患者の扱い方が分からないんだろう。
これまでに来た全盲の患者に戸惑った経験があるんだろう。
それなら、マギーから彼女にもっと近付き、安らぎを与えてあげなきゃ。
そうもここに書きましたよね。
それこそマギーの独りよがりの空回りだったんでしょうか。
何だか空しいです。