誰か煮必要とされてるなら、こんなに嬉しいことはない。
この考えは昔からあったけど、最近得に感じる。
檜には理解できないらしいけど。
そしてマギーを愛するから余計そうだとも分かる。
そう、幸せだよね、マギーって。

檜がとある人にマギーの状態について話しした。
相手はいきなり、生きてる人の為のガイドボランティアで、
お墓参りには同行できないと言ったそうだ。
檜だって、最初から彼女にそんなことは望んでいない。
単にマギーの状態を話ししただけだ。
檜には、何故そっちへ話が行くのか解らない。
それでなくても、彼女が落ち込んでる時にマギーが話を真剣に聴いているのに。

また別の彼女は、喜びを分かち合いたいから、思いの丈をマギーに話して来る。
マギーはそれでちっともかまわない。
話を聴き、同感するだけで彼女が幸せなら。
何より、その彼女はマギーの今の状態を知らないんだから。
彼女の話を聴くことを嫌だとも檜には言っていない。
それでも、マギーを愛し、気遣う檜には上の二人がたまらないんだろうね。
大丈夫よ、檜。
誰かに必要とされてるだけで、マギーは生きてて良いんだと自分にも微笑めるから。
そして、マギーはマギーで隠元や作業所の人達に、
欅の事業所の人達に、何より檜に心配されているんだもの。