「大した家事もしてないのに、何故手がこんなに荒れているの?」
と、マギーをからかったコスモスが、もう1本アロエクリームを昨日くれました。
前に貰った物を近くの薬局で買い求めようとしてもなかった筈。
コスモスはラジオショッピングでそれを買ったそうです。
三月に追加注文すると言うので、マギーのも頼んでおきました。

そう、昨日はコスモスと彼女の義弟、コスモスの市の紫苑も加わってカラオケに。
コスモスとはマギーの大阪時代から、視覚障害者関連の雑誌で知り合いでした。
彼女も彼女の妹、その夫も、檜の学校の先輩達。
檜はまだ小さくて、特にコスモスの義弟にはよく遊んで貰ったそうです。
コスモスの妹夫婦はマギー達の市に住んでいて、コスモスは隣の市で暮らしています。
紫苑はコスモスの市の女性で、マギーも入ってるガイドボランティアグループの一人。
月一でマギー達が集まるカラオケにたまに参加しているだけだったけれど、
これからは正規メンバーとして加わりたいと、コスモスを通じて連絡を貰いました。
カラオケボックスに予約を入れたりするのが、いつの頃からか、マギーの役割に。

ここに来てまもなく16年。
コスモスと知り合ったのと同じ理由で、
この市の盲人会の会長の柚とも檜より先に知り合いだったし。
新しい暮らしにもさして不安は感じないまま、今日まで来ました。
関西人より東海人は、少し距離を置いて付き合うなと感じるのはまだ変わりませんが。
この市でマギーは骨を埋めることになるのかな?
生来、何となく誰とも馴染んでしまうマギー。
こう言う風に育ててくれた父母に今更ながら感謝しています。
そよ風みたいにそっとあなたを和ませるマギーになれると良いな。