たゆたゆたゆ

砂粒がこぼれ落ちる様な音がする筈。
網戸越しの微風に湿気た草の匂いがする筈。
外は優しい小雨です。

お盆休みも今日だけ。
寝たい時に寝て。
気持ちが向くまま読書して。
人のしがらみからも解き放たれて。
至福の数日でした。
死ぬまでこのぬるま湯にたゆたっていたいな。

そっと目を閉じて

15分も降ったでしょうか?
二つ三つ雷も連れて来た豪雨。
不意に押し寄せて来た息が詰まる様な湿気も、
窓が開いている家の三方を取り囲む激しい雨音も、
何故か心地よくて、生きてる実感に酔っています。

あなた、目を閉じてみて。
雷がゆっくりそらを渡る時の音って分かりますか?
それは雲があるものの、ぎっしり詰まっていないんですよ。
まだ雷が遠いと言う印なんですよ。
まず、急に空気が湿った土の匂いであなたに忍び寄り、
それから拍手がホールを包む様に、雨がやって来ます。
雨は相反する焚き火の音とも似ているんですよ。

絵に描いた様な青春してね

花梨の長男君は背も高いし、筋肉質の逞しい高校生。
部活は運動部。
一昔前だったら女子の憧れだったでしょうね。
草食性男子が持て囃される今だから、ガールフレンド獲得に結構苦労してるらしい。
色んなイベントに誘うんだけど、「忙しくなかったらね」とか言って、
女子からは程良くスルーされる。
それでも彼はめげてないから、健気ったらありゃしない。
「がっつき過ぎるんだよ」って、花梨はアドバイスしたそうです。

長男君にはいつもつるんでる男子仲間がいます。
そんな仲間と一緒に出かけたり公園で屯したり、それなりに楽しんでいます。
十代の少年はこうでなきゃって微笑ましく思うマギーは時代遅れなんでしょうね。
勉強ができても繊の細い子よりうんと健康的で良いよ。
負けるな、花梨の長男君!

早朝ツイート

自分で人生最後の一塊と決めた誕生日から一週間。
胸を深く傷付ける悲しい出来事や心ない人達に遭う事もなく、
仕事と通院で出掛け、家ではSkypeに上がらない時は読書して、
いつもの日課を静かにささやかにこなして来ました。

誰にも小さな笑いをそそる話題は、やっぱり上より下にあるでしょう。
朝一のトイレの前後の体重が300gも違っていたとツイートしたら、
「膀胱の容量は、成人で平均して500ml程度であるが、
人によって、約250〜600ml程度と、個人差が大きい。
体の大きさはあまり関係なく、小柄な女性でも1L以上我慢できる人もいる。
要は個人のタンクの大きさだね」
って、答えを検索してくれた隠元。
「マギーの胸のタンクは小さいけど、
心と膀胱のタンクは大きいって解釈していいかな?」
「はい、そうですが、何でも良く食べられる胃のタンクの大きさも自慢してね。」
って、返信が隠元から来ました。
序でに、「何でも良いけど、お漏らしするなよ」ってのはラベンダーから。
「優しい友達が二人もいて、マギーはとても幸せです(笑)。」
マギーから二人に。
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