日本人にとって、『文化』とも言えるカラオケを通じて、
視覚障害者との交流を図る「群馬歌謡クラブ」を清水博正君が開いています。
それに昨日(二月十八日)、檜と初めて参加して来たよ。

ボランティア
募集 | 社会福祉法人 群馬県社会福祉協議会


で応募された方もいらっしゃるのか、清水君の人柄も当然手伝って、
五時間余、三十三人の視覚障害者と健常者とが歌いまくりましたよ。
玄人裸足もいて、皆とても上手で、音響も良かった。
清水君の司会も無駄がなく、何より面白かった。

この会を始めて五年半と言うだけあって、あちこちに小さな心遣いが見られました。
極庶民的で、目の見えない者が自力で遠慮なく箸を伸ばせる料理。
大きさ、形の違う器でそれらが手元に並びます。
頃合いを見て、お店の方やボランティアさん達が飲み物を運んでくれます。
舞台やトイレへの誘導も、必要な時に手を挙げるだけで良いんです。
そう、視覚障害者の自主性を大切にしている交流会でした。
お店のマイクロバスで所定の場所からの送迎もありました。

ここからは、昨日の歌謡クラブでマギー個人的に起こった嬉しい話よ。
大阪時代から知り合いなのに、この二十五年一度も会うチャンスがなかった人や、
愛知に来て始めたSkypeのオフ会で以前一度会った人と偶然会えたの。
マギーを舞台まで誘導してくれた方は、大阪時代に極近所に住んでいた女性だった。
勿論、その当時はお互いの存在さえ知らなかったけどね。
言葉尻にちらつく関西なまりで引き合う何かがあったのね、きっと。

清水君、そしてあなたのファンクラブの方やお友達、とてもお世話になりました。
皆さんの思いがやがては大きな輪になって、日本中に広まると良いですね。