マイナカードって?

すっかりらしくなった熊蝉の声が、早朝5時半から聞こえます。
38℃まで上がった日もあったから、32℃の予報も許してあげるよ。
今のところは微風ながら、薄い黄色のTシャツの腕に心地よいし。
昨日だっけ? ここも梅雨明けしたらしいし。

マギーが腹立たしいのは、マイナンバーカード。
マイナカードなんて、日本人お得意の略語があるらしいけど。
クーポンや2万円をおまけに付けてまで国民に強要したそれ。
役人のミスで、本人とは違う情報を紐付けしたり。
国民はもっと真剣に怒ってもいいんじゃないかしら。

ま、文句言ってないで、整形に行く用意しよう。
帰りに牛乳とグラノーラを買って来よう。

お上りさんして来ました

実際にはお下りさんかしらね。
ここから名古屋は下りだもん。

昨日、ボイストレーニングで名古屋まで行きました。
土曜日と言うこともあってか、名古屋は人、人、人…。
電車で行くのは久しぶりてこともあって、おまけに目的地は初めての場所。
知立市のボランティアさんとマギーと2人、目的の地下鉄は何処から乗るんだろう、
エレベーターが意外になくて、階段を上ったり下ったり、
エスカレーターを見つけて暫しほっとしたり…。
いやはや、しっかりお上りさんしました(笑)。

ボイストレーナーは舞台女優さんでした。
49歳で出産したと言うだけあって、とても元気な人でした。
顔中の筋肉を動かして、口を尖らしたり、横に引張ったり。
勿論、お腹から声を外に向かって出します。
烏の鳴き真似をそれでするんです。

呼吸方も習いました。
これは、楡や梅さん、沙羅、金魚草とUJCを始める前に、
本格的なクラシック歌手に受けたものと同じでした。

受講生は結構いて、鶴舞で楽器練習をする時に一緒の女性もいました。
彼女に声を掛けて貰えてラッキーでした。
本来、名古屋市視覚障害者協会の行事の1つなので、
マギーには知らない人達ばかりで、名古屋の知人も誰もいなかったし。
皆、仲良し同士でわいわい話に余念がないのと、知立市の人達よりうんと活発なので、
マギーに動向してくれたボランティアさんも関心していました。
彼女はマイカーでガイドすることが殆どなので、
障害者との電車の切符の買い方も初めてで、
それはマギーの言う通りに買ってくれましたけれど。
駅員さんのリレーで大阪や東京へ独りで旅行すると言うと不思議がられました。
それだけ知立市や刈谷市の視覚障害者は、単独で遠出しないんですね。
健常の家族と暮らしているなら尚更でしょう。

ともあれ、ボランティアさんとお上りさんで楽しい昨日でした。

頭を下げるのと卑屈になるのとは違う


音声で読み書きできるなら全盲でも何でもできる。
ネットで買い物したりニュースを先取りしたり。
でもね、落とし穴があることも知って置きましょう。
商品紹介の画像が分からない。
檜はネットで買い物するのが好き。
それで緑川家でも失敗したことがある。
幸いにもそれを別のことに利用できて、笑い話で済んだけど。

マギーはその手のことにはまるで駄目。
こうしてブログやメールするのがやっと。
そして負け惜しみと笑われても、生きてる人間同士の関わりを大切にしたい。
買い物したり外食したり、分からないことわ店員さんに訊けばいいじゃない?
それをうるさがらない所で笑顔でお願いすればいいじゃない?
行き着けの店を作って置くのはどうでしょう。
障害者をはじく社会を攻めるより、仲良くして貰うやり方を考え、実行しませんか?

ご都合主義と言わないで

“let fly”
「飛ばす, 言いたいことを言う」
今なら怖くてできないよ。
大人になったのね。
いや、ただの意気地なしになっただけね。

4年前に超しを痛めてから、冷えにも弱くなった。
元々冷房は好きじゃなかった。
と言うより、団扇で涼を取るのが当然の時代に育った。
夜は網戸越しの微風と蚊の大群の餌食になって。
それでも知らない間に眠って、朝を迎えた。
今またその暮らしを強いられるのは困るけど、懐かしくもある。

戦後のベビーブーム(こんな言葉を知らない人が多いだろうが)に生まれ育ったので、
盲学校の寄宿舎では、10畳の部屋に6・7人暮らしていたね。
当然、扇風機なんてないよ。
22時にはベランダの掃き出し窓も規則で閉めなければならなかった。
規則だから、改善を求めて舎管と交渉することもなかったね。

だから、自分に心地よいことを求めて、ラジオに投稿したり電話したり。
学校の外にそうやって健常の友達を見つけた。
今想えば、彼らは目の見えないマギーに遠慮していたのかもしれないけれど、
そして彼らに陰で母がマギーのことを頼んでいたのかも知れないけれど、
社会を知る良い場を回りに与えて貰えたと感謝している。
言いたいことを言っても皆え笑い飛ばしてくれた。
障害者の権利だとかバリアフリーを求めるとかじゃなく、
周りに溶け込む智慧を母は教えてくれた。

16歳も若い檜に言いたいことは色々あるけれど、
育って来た時代が違うから許せる。
第一、パソコンの設定やiPHONEの世話もしてくれるしね。
おいおい、そっちかえ!

向き・不向きってあるもんね

今月も火曜日は作業所、水曜日は家事援助、木曜日は耳鼻科、と通院三昧(苦笑)。
月1(今回は2度)金曜日は整形外科。
服装をあれこれ組み合わせて、お出掛けを精精楽しみましょう。

で、今日の耳鼻科へは、白のTシャツと暗めの赤のワイドパンツ。
Tシャツの胸は手で触れても分かるネックレス模様で、
その色は水色だったり黄色だったり薄茶だったり少しくすんだ緑だったり。
これは昔、蔦子に貰ったもので、マギーならきっと選ばないデザインでしょう。
蔦子の様な弱視でも、手で触れて見分けられる物を選んで買うのね。

いつぞや、カタバミと夏服を買いに行った時もそうでしたね。
手で触れて分かる、有名な傘マークのTシャツを選んでくれようとしました。
スーパーの婦人服売り場へ行こうと言ったら、少し不満そうでした。
他の全盲女性はどうやって買い物するのかと訊いたら、
まず、買い物する全盲女性をお店の人に任せて、カタバミは付いて行くだけだって。
ともあれ、スーパーに移動して、吊るしのTシャツを順番に触って、色を訊きました。
説明に困っている様だったので、マギーから色を指定しました。
大人の女性でも恥ずかしくないピンク系と、
当時はマギーの肌に合うと聞いていたクリームイエローを探して貰いました。
結局、それは紫系のピンクだったんですが、
Vネックが和服の襟みたいに重なっていて気に入りました。
やっぱり、服選びはカリンに限ります。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2023年07月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31