マギーがマスクを求めて並んだのは、花粉症の檜の為でもあります。
コロナウィルスを恐れる気持ちは充分解ります。
でも、デマに惑わされないで欲しい。
コロナで亡くなった人達や、彼等の世話をしていて亡くなった人達をも忘れないで。
東京の話だけ聞いて、タクシーには乗れないと愛知の知人。
ヘルパーさんが長い風邪なのを、コロナじゃないかと疑う。
ヘルパーさんのご主人がタクシー運転手だからと言うだけで。
あなたが正しくうがいと手洗いする方が先でしょ?
マギーの知人と同じ心配している人がいたら、
他人よりまず自分がすべきことを学んで下さいね。
他人から迷惑掛けられると恐れるなら、
自分が他人に迷惑掛けているかもしれないってことに目を向けてね。
朝一で薬局のマスクの列に並び、一人一パックゲット。
迎えに来てくれたブーゲンビリアが教えてくれ、耳鼻科近くのその店に通院より先に。
小さいマスクだけど良いねって檜に渡したら、「ピンクじゃないよな」って。
この際、そんなことどうでも良いじゃない?
ま、男だからピンクってだけで抵抗があるんだろうね。
明るいグレーの春用ジャケットとそれよりは少し濃いグレーのズボンに合わせて、
数年前に買ったピンクベージュのポロシャツも、檜のお気に召さなかったね。
どっちみち、マギーが来るまで色には興味が全然なかったのに。
とある人から、「“suggestion”ってどう言う意味?」と訊かれました。
「『提案』とか『助言』って解釈すれば良いんじゃないかな?」
って答えたけど、それで良かったっけ?
英語は英語のまま理解して来たマギーなので、
正しい日本語訳を知らないこと多いんです。 恥ずかしながら。
“melody”や“rhythm”まで和訳しろとは言わないけれど、
日本語で伝わることを何でも英語にするのはどうでしょう?
そして本来の英語の意味を解って使っているのでしょうか?
「サジェスチョン的」って言葉が、社協からの書類にあったそうです。
それが理解できないその人やマギーが間違っているのでしょうか?
何でも横文字評言すればかっこいい時代は、まだ生きているんですね。
檜治療院へは循環バスを利用するので、行くのも帰るのも同じ所から乗り降りします。
不慮の事故で八ヶ月前大けがして、今は仕事できる状態ではないものの、
治療院の掃除など管理とリハビリをも兼ねて、できる限り出掛けています。
一月ほど前のある日、治療院から帰るバスで降りる停留所から乗ろうとしたら、
運転手さんが、
「これは逆へ行くよ。
いつものバスはまだ来ないよ」
と教えてくれたんです。
「今日はこの先に用事があるんです」
そう言って、そのバスに乗りました。
そして昨日、やっぱりいつもは帰りに降りるバス停から乗りました。
「このバスで良いの?」
前と同じ運転手さんか別の人か、マギーは声を憶えていなかったけど、
一月前と同じ質問をされました。
勿論、知って乗ったと伝え、有り難うも付け加えました。
この路線を利用する様になったのは、治療院を移した九ヶ月前からで、
おまけに大けがで檜が入院していたのも長かった。
独り歩きできないマギーは、その間バスは利用せず、
ガイドボランティアさんや友達の車で檜の代わりに治療院に言っていました。
なのに、バスの運転手さんは檜とマギーをちゃんと憶えてくれていたんですね。
有り難い様な気恥ずかしい様な。
一人の障害者の言動が他の障害者に影響しない様、充分気を付けよう。
改めて自分に言い聞かせたマギーです。
昨日はやっぱりスカートで出掛けました。
一時期流行った段違い巻きスカートです。
ボタンを掛け間違えているんじゃないかと花梨が言った、黒に白の霜降りのです。
中は白のボトルネックセーター。
ミモザも来るので、彼女に貰った紅色ジャケットを羽織りました。
今日はそのジャケットの中にベージュの厚手のセーター、黒のパンツです。
大学病院から移った隣の市の総合病院で、肝臓のエコー。
その後はバスと電車と徒歩で、我が市の整形へ。
すごいでしょ? 午前中に隣の市と我が市のと、二軒病院巡りしたんですもの。
別にすごいことでもないか。
お昼を食べて、総菜屋で檜にもお土産買って、13時過ぎに無事帰宅。
七千歩は確かに少し足が痺れたけど、同じだけ歩いた13日よりはうんと楽でした。
ブーゲンビリアの要領が良いんでしょうね。
ガイドさんとの相性もあるんでしょうね。