Twitterで、フォロワーさん達の間で寝る時は一人がいいって話題になりました。
マギー達の頃は、盲学校の寄宿舎では6〜7人が一部屋で生活していた。
冷暖房完備でもなく、夏は団扇が必需品。
防犯の為に23時までに窓を閉めて眠る。
出入り口の戸だけは開けたまま。
ある夏の夜、何処かの部屋で笑い声。
別の部屋から、誰かがそれを注意しに行った。
その人も話しに加わってしまった。
別の誰かが注意しに。
その人も先に注意しに行った人と同じ。
マギーも注意しに行った一人でした。
誰言うとなく、縦に敷いていた布団を横にして、それを何枚か並べて…。
朝目が覚めたら、本来の住人6人が20人になっていました。
変わりに、空っぽの部屋も。
そう、20人のミイラが出来上がり。
懐かしい思い出です。
落語の「善哉公社」ってのを知っていますか?
それに近い話をしましょう。
昨日も何だか忙しかったな。
そして疲れたな。
午前中に役所で用事を済ませただけなのに。
新しい白杖の申請手続きと、住民票を取っただけなのに。
帰って来てから夕方まで数時間、しっかりスリープモードでした。
白杖は視覚障害者の生活必需品として国から支給されます。
本人負担0円だったりそうでなかったりは、自治体や購入する白杖の種類に寄ります。
先に視覚障害者用具を扱う業者から見積もりを取り、それを役所に持参します。
白杖の交換時期は大体2年らしい。
マギーの場合、前回申請してから5年経つのでそれはクリア。
それでも、何故交換するのかとか、どんな風邪に壊れたのかとか質問されます。
うんと昔アメリカで買った記念の白杖で役所まで行きました。
それがあるなら充分だから申請は許可できないと言いたげな口ぶりでしたね。
壊れて使い物にならない白杖で、どうやって役所まで辿り着けって言うんだよね。
あちら様は決まり文句の質問を一応するだけでしょうから、こちらも適当に応答。
後は役所と業者とのやり取りで終了。
業者から白杖が送られて来るのを待つだけです。
80パーセントめでたし、めでたしです。
あ、住民票は、別の要件でマギーには毎年更新する必要があるんです。