鈴蘭歯科で額にかざして検温した話を、Skype仲間としました。
家で音声体温計を脇に挟んで測るより、時間も掛からないし、
これってマギーだけかも知れないけれど、何故か体温が高めに表示されました。
その日は丁度37℃ありました。
もう0.5℃高かったら、治療は何もせず、そのまま家に帰される所でした。
治療師として貪欲に新情報を得ていると聞こえる話をいつもする酢橘が、
「私は、当て方で160になったりするんや」
と言い出し、体温計と血圧計とをごっちゃにしていると、皆が理解しました。
檜がちょっとからかって、
「最近は特別な座布団にお尻を載せて血圧を測るんですよ」
と言いました。
酢橘がすっかりそれを信じ切った様子だったので、勿論、皆で冗談だと伝えたけれど。
皆さん、知ったかぶりは絶対したらいけませんよ。
不注意で片手鍋をテーブルから落としてしまい、片付けに疲れた中途失明の友達。
目さえ見えていたらこんな経験しなくて良いのにって、涙が止まらなかった。
「そんなことは全盲には日常茶飯事だよ。
それより、火傷しなかったかい?」
マギーは尋ねました。
メイドみたいにヘルパーさんを使うからでしょ?
それは胸の奥にしまい込んで。
ともかく、翌朝の為に置いてあるお粥をチンして、宅配の総菜で夕食にしたそうです。
その総菜が不味いって、口が肥えてる彼女からいつも聞かされています。
「不味くてもお腹はいっぱいになるんだ」
そう言った彼女にマギーは思わず大笑い。
最後には彼女も自分の発想に声を起てて笑い、電話を切りました。
そうやって、見えないことに少しずつ慣れて行ってね。
強い陽射しを避ける様に雲が傘になってくれる路を耳鼻科へ。
浜茄子との話が弾んだ所為か、なんと、一度も休憩することなく往復できました。
診察室にも既に患者さんが一人いて、
その人が終わるまで待つ間も丁度良い休憩になりました。
新しい小さな冒険もしてみました。
今まで白(アイボリーも含む)か黒としか着合わせたことがなかった、
黄緑(と教えられていた)のドルマンスリーブ風のラフなカーデが、
薄紫のサマーセーターとも合うことを知らされました。
黄緑も想像していたより淡い黄色に近く、初夏向きですって。
そう言えば、この黄緑さん、数年前にブーゲンビリアが選んでくれて、
グレーに黒のボーダーのタンクトップ・ワンピースと一緒に買った物です。
歯の定期検診日。
久しぶりだからって、レントゲンも撮りました。
綺麗に磨けているし、隙間の食べかすも捕れていると褒められました。
被せてあるのを新しくして、白くする治療が再来週から始まります。
鈴蘭歯科は急な階段を18段上った所にあります。
今までそれも気にならなかったのに、ヘルニアやってから、注意して足を運びます。
最近は平衡感覚が捕れず、家でもふらつきます。
両手を広げてバランスを取っている自分に気付きます。
皆さんも目が見えることを喜んで下さいよ。
耳が良いことに喜んで下さいよ。
お陰で真っ直ぐ歩けたり、咄嗟に正常位置に体を保てるんですよ。
そして、最近もう一つ気付いたこと。
左足の魚の目が消えているんです。
「それがどうしたの?」
どうもしません。 それだけの報告です。