去年最後の食べ物は、かまぼこと菠薐草入れて、卵で綴じた年越し蕎麦。
今年最初の食べ物は、皮を剥いた林檎一個。

あまりに冷えるので、檜は今、お風呂で温まっています。
元日にはお風呂は使わないのがマギーの子供の頃に住んでいた所でした。
関西は何処でもそうかと思っていたら、そうじゃない家もあるんですね。
大晦日のSkype会議で知りました。
その会議にいた秋田の人は、やっぱり小さい頃はマギーと同じ習わしでした。
元日は地獄の釜も休ませる、と彼は母親から聞いたそうです。
元日は包丁使わない。
だから、お節を用意する
これはSkype仲間が同じ意見でした。
当然でしょうが、慣習も土地に寄り様々なんですね。

大晦日の夜は、枕元に新しい肌着を置いて眠る。
除夜の鐘を聞きながら、氏神様にお参りして御神酒をいただく。
元旦からは、下ろしたての歯ブラシを使う。
三賀日には、それぞれ名前を書いた紙袋に入った新しいお箸でお雑煮をいただく。
それから、振り袖着せて貰って、家族揃って市内の神社巡りの初詣。
父の工場の人達がお年始に来られるので、お琴で歓迎するのがマギーの役目でした。
子供達はお年玉が楽しみでした。
一月二日は先生の家にどっさりお弟子さんが集まって弾き初め会。
母は料理やお酒を出すのにお手伝い。
これがマギーの小さい頃のお正月でした。