8時45分、マギーだけを外科の待合い廊下に残して他の4人はCT検査室へ。
これを携帯で書いている今は9時4分。
9時からCTだから、まもなくここへ皆戻って来るでしょう。
マギーの耳の為にヘッドフォンは使うなと檜が気遣いしてくれるのには感謝だけれど、
スピーカーから出る音声読み上げに檜が一々反応して話し掛けられるのにはちょっと苦笑い。
それも愚痴っぽい台詞が多いのよね。
それに応答しないと悪いからつい気を取られ、なかなか文章が終わらない。
それを伝えると、檜はぷいっと部屋を出て行く。
あ、気分を害している。
こんなやり取りが檜の入院中には起きないのね。
手術など心配は多いけど、
檜の入院を密かに待っている悪いマギー。
9時19分、皆が戻って来ました。
いつからか、この時間に必ずと言っても良いほど目が覚める様になった。
三時のマギーだ。
と、ブログへのちょっとおどけた3時間くらい前のメモ。
他の人には退屈で、きっと独りよがりのマギーのブログ。
それでも、マギーの大切な一秒一分、マギーの歴史。
檜の将来を左右する手術が終わるこの1月の物は特に。
檜の手術予定日は1月19日。
入院は17日。
18日は、全身麻酔の同意書にマギーがサインする。
その前に、時期が時期だから、15日にはPCR検査。
昨日から、その為のメモ作成。
朝夕の検温と、嗅覚や咳、咽頭痛の有無を書き込む。
それをメールでマギーが欅の事業所の月見草に送る。
病院からの書類には、月見草がそのチェック経過を書き込んでくれる。
こうして全盲二人暮らしの我が家が何か行動するには、
大勢の人(勿論、檜のお姉さんも)の手助けが要る。
今日はCT検査と受診、薬の説明を聴くのに、檜のお姉さんと病院へ。
例の小六の少年と彼の母親(檜の姪)も付いて来てくれるって。