睡眠は最も優しい麻酔薬ですね。
目覚めてからも暫くはその効果がまだ続いていて、
足腰の痛みや肌の痒みが消えたのかと喜んでしまいます。
そう、動き出してる内にそれらは戻って来るんだけどね。

冬の所為かビタミンC不足の所為か、いいえ、歳の所為ね。
乾燥肌に今年は特別悩まされています。
耳たぶ、項、背中からお尻、勿論手足も。
項の右側から背中全体なんて触るも無惨にざらざら。
右手小指なんて知らない間に掻き傷ができていて、
それが何かに当たると小さく悲鳴を挙げるほど、ひりひりします。
けど不思議なことに、胸やお腹はあまり痒くないんですよね。
当然でしょうけど、外出先では痒みを忘れていられます。
てか、自然に我慢しているんですね。
勿論、手足は自分でクリームを塗るし、
背中は檜に塗って貰っています。

一番辛いのは、緑内障から来る眼の痒み、刺す様な痛みです。
うっかり目を擦ったら最悪なのを、長い経験から充分知っているから、
柔らかい濡れガーゼを当てたり、両掌に冷たい水を流しながら瞬きして目を洗ったり。
いつの頃からか、眼科には行かなくなったわ。
長い時間待って、目薬貰うだけなんだもん。
春までもう少し我慢すれば済むことよ。
代わりに、春からは虫さんに我慢しなければいけなくなるのよね。
そう、人世には我慢が付き物ですよ。