それは循環バスなので、往復同じ所に停まります。
帰りに降りる所より先に行きたくて、今日初めて呪うとしました。
そしたら運転手さんが、
「これは反対に行くよ。
いつものバスはまだ来ないよ」
ってバスのステップに白杖を乗せた檜とマギーに教えてくれました。
「今日はこの先に用事があるんです。
有り難うございます」
そう言って乗り込む二人に空席を教えてくれてから、バスは発車。

このバスを利用する様になったのは去年の春からなんですけど、
そんなに毎日利用している訳でもありません。
白杖を持っているだけで憶えていて貰えるんですね。
嬉しい様な恥ずかしい様な。
マギー達の車内での言動から、他の視覚障害者に悪影響及ぼさないようしなくちゃね。

序でですが、降りた停留所は初めての場所で、
反対側の道へ渡る信号の位置を見つけるのにちょっと苦労したな。