置き薬なんて今も利用してる家あるのかしら?
小さい頃は富山の薬屋さんから、紙風船を貰うのが楽しみでした。
檜も置き薬を利用していて、一昨日、薬の交換に来られました。
今度の人は大阪出身の人で、なおかつ、マギーの馴染みの区内からです。
二人で大阪の、彼の住んでいた区の話で盛り上がってしまいました。
ドライアイの目薬も持って来ていたので、早速箱を開けて使っています。
病院で貰えばお金は確かに要らないけれど、今直ぐ使えるから良いよね。
今回は痛みが余りにも酷いから、眼科へ行くしかないかと諦めていたんです。
やっぱり緑内障から来る痛みで、数年前に訪れた眼科に電話した後でした。
予約はできないこと、バリアフリーじゃなくて、トイレも和式だと言われました。
そんなこと全然気にならないし、マギーは出先でトイレを使うことは殆どありません。
やむを得ずトイレを借りるとしても、ヘルパーさんと一緒だから気になりません。
事前にそう言う情報を伝えておかないと、後々患者から苦情がでるんでしょうか?
このご時世、バリアフリーが広まることは嬉しいけれど、
そのことで周りを神経質にさせているとしたら、ちょっと悲しいな。
「大した家事もしてないのに、何故手がこんなに荒れているの?」
と、マギーをからかったコスモスが、もう1本アロエクリームを昨日くれました。
前に貰った物を近くの薬局で買い求めようとしてもなかった筈。
コスモスはラジオショッピングでそれを買ったそうです。
三月に追加注文すると言うので、マギーのも頼んでおきました。
そう、昨日はコスモスと彼女の義弟、コスモスの市の紫苑も加わってカラオケに。
コスモスとはマギーの大阪時代から、視覚障害者関連の雑誌で知り合いでした。
彼女も彼女の妹、その夫も、檜の学校の先輩達。
檜はまだ小さくて、特にコスモスの義弟にはよく遊んで貰ったそうです。
コスモスの妹夫婦はマギー達の市に住んでいて、コスモスは隣の市で暮らしています。
紫苑はコスモスの市の女性で、マギーも入ってるガイドボランティアグループの一人。
月一でマギー達が集まるカラオケにたまに参加しているだけだったけれど、
これからは正規メンバーとして加わりたいと、コスモスを通じて連絡を貰いました。
カラオケボックスに予約を入れたりするのが、いつの頃からか、マギーの役割に。
ここに来てまもなく16年。
コスモスと知り合ったのと同じ理由で、
この市の盲人会の会長の柚とも檜より先に知り合いだったし。
新しい暮らしにもさして不安は感じないまま、今日まで来ました。
関西人より東海人は、少し距離を置いて付き合うなと感じるのはまだ変わりませんが。
この市でマギーは骨を埋めることになるのかな?
生来、何となく誰とも馴染んでしまうマギー。
こう言う風に育ててくれた父母に今更ながら感謝しています。
そよ風みたいにそっとあなたを和ませるマギーになれると良いな。